キラリ☆輝く 多可人-Vol.218-

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■「農業高校の甲子園」学校農業クラブ全国大会で優秀賞を受賞!
土田そらさん(門前)

牛への愛がとまらない!進め農業ガール
「牛ってかわいい!」播磨農業高校に通う土田そらさんは、昨年10月に行われた、農業高校の甲子園とも呼ばれる「第74回日本学校農業クラブ全国大会」に出場。乳牛の部位や全体のバランスなどを評価して正確さを競う家畜審査競技の乳用牛部門で優秀賞に輝きました。
「大会に向けていっぱい勉強したけど、うまくできるかな、ちゃんと評価できるかなと不安でした。競技後、受賞を聞いたときは、信じられないと同時に安心もしました。親や友達も「おめでとう」とすぐにメールをくれて嬉しかったです。」
最初は牛について全く知識が無かったそらさん。牛の部位を覚える所から始め、牛をじっくり観察して他の牛と比較するなど、猛勉強の末に手にした栄冠でした。
小さい頃から動物が好きで動物に関わる仕事をしたいと考えていたそらさんは、中学校の先生から播磨農業高校を紹介してもらいました。
「他の高校とは違い、動物と関わることがとても多いです。畜産の授業は豚や鶏、牛の学習や実習があったり。学校生活は個性的な子が多いけど、クラス皆仲がいいので毎日本当に楽しい!」
部活動は小学校の頃の経験を生かして、郷土伝統文化継承クラブ(播州歌舞伎部)に入部。勉強に部活にと、忙しいながらも充実した高校生活を過ごしています。
インタビュー中に、牛の魅力は?と聞くと、キリッとしたそらさんの顔がたちまちやわらぎ、弾んだ声で教えてくれました。
「やっぱりかわいい!最初は体が大きくて怖かったけど、見た目とか、のらりくらりとした性格とか、とにかく全部がかわいい。自分は牛一筋です!」
3年生になっても全国大会に挑戦したいというそらさん。大好きな牛と二人三脚で夢に向かって歩み続けます。