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町長室からこんにちは

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兵庫県多可町

多可町長 吉田 一四

■令和6年度予算が決定
今年に入り、暖かい2月や雪の降る3月と、大変不安定な天候が続いています。
また、東京株式市場の乱高下も、普通の生活感覚との違いを実感せざるを得ないような様相を呈しています。
その様な中、多可町の令和6年度予算が編成され、多可町議会の承認を経て動き始めます。
今年の予算は多可町始まって以来の大型予算となりました。現在建設中の「生涯学習まちづくりプラザ(あすみる)」や「多可町統合中学校」の建設準備、西脇多可行政事務組合で行う「新ゴミ処理施設」の建設、それに伴う「余熱利用施設」の計画とビッグプロジェクトが重なった予算となっています。
どの事業も重要で、多可町の将来に向けて整備しなければならない施設です、財政状況を勘案しながら、有利な事業債を活用して実施して参ります。
そこで代表的な2つの町債を紹介します。
まず「合併特例事業債」です。これは合併に関わる経費を補助する町債で、平成17年の合併から令和7年度まで利用できる期限付きの町債です。
事業費の95%を公的な債務として借りることができ、利息も含めた返済額の70%を、交付税として国が補助してくれます。これは期限があり、上限額も決まっています。
次に「過疎対策事業債」です。これは、過疎化が進んだ地方への町債で、誠に残念なことですが、少子高齢化が進み、令和4年度に多可町全域が過疎指定地域となりました。
事業費の100%を公的な債務で借り入れることができ、後年度の返済も、70%の交付税措置がある町債です。
有利な債務ですが長期にわたって返済が必要です。引き続き行財政改革を進め、持続可能なまちづくりに向け、堅実な行政運営を目指します。
施設が利用できるようになりましたら、多くの皆さんに利用していただきたいと思います。

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