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町政PickUp 就任のご挨拶

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兵庫県多可町

副町長 藤原正和

この度、4月1日付けで副町長に就任いたしました藤原正和です。
合計38年の多可町役場勤務の中で、総務、企画、税務、福祉、商工と様々な分野で住民の皆さんとまちづくりに関わってきましたが、重責のあまり身の引き締まる思いです。微力ながら精一杯、尽くして参ります。
地域も社会も経済も大きく様変わりし、高齢化率38・91%(令和6年4月1日現在)、出生数も減り続ける中で、多可町では現在、基盤整備事業として大型建設プロジェクトが進行しています。
これまでの流れを受け継ぎながら、今後は、人口減少が進む中にあっても町を維持し活性化していくための手法を見出していかなければなりません。
その一つに、デジタル技術を上手に活用したまちづくりがあると考えます。
折しも令和6年度は、国が進めるデジタル田園都市国家構想交付金を活用した5つの事業の採択を受けています。
総事業費約2億円、交付金総額約1億円と、多可町にとっては、まさにデジタル元年となっています。
そのうち、ハード事業は4つあります。
1つ目が、生涯学習まちづくりプラザ(あすみる)の図書館の蔵書などをICタグで管理し、自動貸出でサービスの向上を図る事業。
2つ目が、公共施設の利用に関し、オンライン予約・キャッシュレス決済、スマートロックなどで利用者の利便性と管理業務の効率化を図る事業。
3つ目が、税金などの口座振替手続きを皆さんのスマートフォンなどから、いつでもどこからでも可能としていく事業。
4つ目が、多可町が保有するハザードマップ、認定路線網図、上下水道のインフラ情報などを一元管理し、統合型公開型GISとして構築していく事業です。
いずれもデジタル技術を活用し、不便・不利・不安の解消につなげて参ります。
このように、将来を見据えた人づくり地域づくりを進め、「住みたいまち・住み続けたいまち」に向け、職員一丸となって全力で取り組んで参りますので、皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げ、就任の挨拶といたします。

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