町政PickUp 退任のご挨拶

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前副町長　佐藤　彰浩
この度、3月31日をもちまして副町長の職を退任いたしました。
令和3年4月の就任以来、3年間にわたり多くの皆さんに支えていただき深く感謝申し上げます。着任した当初はコロナ禍真っ只中。見えない敵に不安になりながらも新型コロナワクチン予防接種推進本部長として、西脇市多可郡医師会や医療福祉関係者の皆さん、文化団体の皆さん、バス会社様、ボランティアの皆さんなど、多くの皆さんとの地域の安全安心を守り抜くための協力連携は、まさに基礎的自治体でしか得ることのできない最前線の経験でした。
また、少子高齢・人口減少が加速度的に進み、町全域が過疎地域に指定される中で、多可町生涯学習まちづくりプラザ(あすみる)、統合中学校、新ごみ処理施設、余熱利用施設など大型建設プロジェクトとして、将来の多可町を見据えた挑戦に携わることができました。
真剣だからこそ課題が現れ、時には熱い議論が飛び交い、超えなければならない壁が次から次へと立ちはだかりましたが、その度に「解決しない課題は無い」と職員を叱咤激励しながら、同時に自分の言葉で自分を鼓舞してきました。
職員とともに悩み、ともに粘り、最善策を考えながら進んできたからこそ、一つ一つ乗り越えることができたように思います。
誰もが多可町を愛し多可町を思いオール多可町で取り組んできたこの3年間は、何ものにも代えがたい財産となりました。
その結果、町民の皆さんに寄り添うことができたなら最高の幸せです。
退任後も変わることなく多可町を応援して参りますので、今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願いいたします。
最後になりましたが、多可町のますますの発展と、町民皆さんのご健勝、ご活躍を祈念申し上げ、退任のご挨拶といたします。