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町政PickUp 詐欺に負けない!あやしいと思ったら消費生活センターへ!

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兵庫県多可町

■令和5年度相談件数114件(前年度比-9件)
消費生活センターでは、消費生活全般に関する苦情や問い合わせなどを、相談員が公平な立場で対応します。
令和5年度の相談件数は、前年度と比べて減少しましたが、詐欺の手口は年々巧妙化しています。
お金を支払ってしまうと、取り戻すことは困難です。支払う前に、まず消費生活センターにご相談ください。

■65歳以上の相談が4割以上
販売方法では、「通信販売」が最も多く、次いで「店舗購入」「訪問販売」となっています。
年代別では、70歳代が全体の34%、60歳代19%と高齢者(65歳以上)が全体の42%を占めています。
不審な電話やメール、頼んでいない物が届くなどの「商品一般」が最も多く、次にフリーローン、サラ金、クレジットのリボ払いなどの「金融サービス」が多くなっています。
認知症軽度の人や精神疾患を持つ人が高額商品を購入したり、副業詐欺にはまるケースが増えています。

相談の年代別人数

相談の内容内訳

■令和5年度の事例
▽不審な電話・メール(偽SNS)事例
・実在する事業者をかたる国際電話の特殊詐欺が急増中!自動音声ガイドに従ってボタンを押すと、覚えのない未納料金を請求される。(+1、+44から始まる番号からの着信)
・官公庁の職員を名乗り、保険料の還付があるからとATM操作に誘導される(還付金詐欺)。
・宅配業者の不在通知、金融関係(クレジットカード会社)の不正ログインなど、実在企業を名乗るメールやSNSに添付されたURLをタップすると、お金やスマホ内情報が盗まれる(フィッシング詐欺)。

▽融資サービス
・複数の金融機関から借金を重ね、返済が困難になる多重債務者が増加。最近はクレジットのリボ払い(リボルビング)決済により、支払残高が膨らみ返済困難になる人が目立つ。

▽定期購入(インターネット通販)事例
・スマホのSNS広告「お試し」「初回○○円」「定期しばりなし」などのお得情報に惹かれ、1回だけのつもりで申し込むと定期購入になっていた。
・「定期しばりなし」のコースで、注文完了直後の「特別割引クーポン」を利用すると、定期購入に変更されていた。
・「いつでも解約可能」なのに解約電話がつながらず、解約期限が過ぎてしまった。

▽送りつけ商法事例
・大手通販ショップから届いた荷物に覚えがない。
・家族に届いた物と思って受け取ったが、家族も覚えがなく、送り主の記載もなかった。
・海外からの見覚えがない商品がポストに入っていた。
・代引配達で料金を支払ってしまった(代金取り戻しは難しい)。

問合せ:消費生活センター専用ダイヤル
【電話】32-3322

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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