■『自分らしく「選んで」働く』
◆知的障害者の『働く』
▽企業などに就職して働く(一般枠)(障がい者雇用枠)
近年、法定雇用率が引き上げられ、企業で働く障がい者が増えている。
▽特例子会社に就職して働く(障がい者雇用枠)
障がいの特性に適した仕事があり、ジョブコーチが配置される。
▽企業で働くための職業訓練や就職後のサポートを受ける(就労支援)
就労移行支援では職業就職支援を提供。就労定着支援では就職後の生活支援を提供。
▽福祉的な支援を得ながら働く(福祉的就労)
就労継続支援A型は、雇用契約を結び、給料(最低賃金以上)をもらう。就労継続支援B型は雇用契約を結ばず、軽作業中心に行い、工賃をもらう。
▽自分に合った働き方を探す(就労アセスメント)
令和7年10月から就労選択支援が制度化される。本人に適した働き方をアセスメントして提案する。
全国手をつなぐ育成会連合会が毎月発行している機関誌「手をつなぐ」。2024年2月号で『自分らしく「選んで」働く』という特集が掲載されています。
一般的な就職と同じように働く人もいれば、職業訓練を経て働く人、就労継続や生活介護のように個別のサポートを受けながら作業をする人など、いろいろです。
障害の有無にかかわらず、「働く」ということは、単に給与や工賃をもらうだけでなく、
・自分の納得したモノを仕上げる
・利用者やお客さんに「お礼」を言われるとうれしい
・自分のいきがいを感じることができる
など、社会の一員として、役に立てているという実感が心を満たしています。
問合せ:
福祉課【電話】32-5120【FAX】30-2526
障がい者相談支援センター専用【電話】32-5180【FAX】30-2526
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