■「全国高等学校文芸コンクール」文芸評論で最優秀賞
赤松理子さん(下野間)
▽なんで?どうして?読む楽しさから書く楽しさへ
「なんで?どうして?がとっても多い子どもでした。」
赤松理子さんは、現在、白陵高等学校に通う高校1年生。幼い頃からいろいろなことに興味を示していた理子さんは、お母さんが図書館で借りる本を読むのが大好きでした。
「白陵中学校に進学して、文芸部に入りました。ジャンルを問わず、文章を書くのが好きです。特に好きな分野は、小説。小説を書くために、宿題や課題を早く終わらせて、夜中に集中して一気に書いたりします。」
そんな理子さんは、今年度、「全国高等学校文芸コンクール」の文芸評論で最優秀賞(読売新聞社賞)、「全国学芸サイエンスコンクール」の詩部門で金賞、そして、私学表彰制度「マロニエ賞」受賞と、高校1年生ながら数々の賞を受賞しました。
「全国高等学校文芸コンクールには、他の分野も応募したんですけど、今回は文芸評論の部で入賞しました。次は小説でも入賞したいです。」
そう話す理子さんですが、夢を訪ねると…。「宇宙開発関係のエンジニアになることです。宇宙はまだまだ未知の世界。そんな分野に携わりたいなと思っています。」
たくさんの人と出会って、刺激を受けたい、と白陵中学校を自ら選択し、受験した理子さん。その思いどおり、たくさんの出会いと経験の中で、夢に向かって努力を積み重ねています。
「今でも、なんで?どうして?はどんどん出てくるけど、そんな時は、学校の先生がとことん付き合って教えてくれます。」
ところで、サイエンスコンクールで金賞を受賞した作品はどんな内容?と尋ねると…。
「それは恥ずかしいから内緒です(笑)。」
家族にも内緒!と笑顔を見せる等身大の高校生がそこにいた。
それにしても、読みたい…。
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