多可町長 吉田一四
■大勢投手の強運を実感
大変穏やかな中で迎えた新春。令和7年は、多可町が20歳を迎える年でもあります。そんな1年の幕開けにふさわしいスーパースターが、1月4日にベルディーホールにやってきました。
多可町ふるさと親善大使であり、読売巨人軍の守護神の翁田大勢投手です。
大勢投手には、自主トレーニングや各種のメディアの出演などで忙しい中、ふるさと多可町のために、帰省に合わせて時間を作っていただきました。
そして、年始の多忙な時期にも関わらず、たくさんの多可町の皆さんに来場いただき、ベルディホールは満席となりました。
トークの進行役を務めていただいた、元フジテレビアナウンサー田中大貴さんは、小野高校・慶応義塾大学の野球部に所属されており、プロ野球選手並みの野球経験があることから、大勢投手の野球人生や、多可町を想う気持ちを引き出し、イベントは大盛り上がりとなりました。
また、サインボール20個の抽選会では、大勢投手がくじを引いたのですが、大勢投手の引きの強さ、強運が明らかになるシーンがありました。
なんと、一番くじで引き当てたのが、彼の小学校当時の担任の先生でした。そして、その先生が、大勢投手の小学校の文集を持参されていたのです。
その内容は、「僕の夢は、ジャイアンツの選手になり、坂本選手と一緒にプレーして、阿部捕手とバッテリーを組むことです!」というものでした。
阿部捕手は監督に代わっていますが、小学校当時の夢を見事に実現している大勢投手のすごさに会場はどよめき、改めて会場は喜びに包まれました。メジャーリーガーとして活躍している大谷翔平選手も同様に幼少期からのエピソードがありますが、多可町出身の大勢投手も夢をしっかり実現しているということを多可町の子どもたちに広めたいと感じました。
令和7年は大勢投手にとっても多可町にとっても大切な1年です。しっかりと「信念」を持って、皆さまと共に歩んでいきたいと思います。
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