■認知症高齢者などの見守り・SOSネットワーク
認知症高齢者などの増加が見込まれる中、町では、本人とその家族が安心して暮らせるように高齢者等見守りネットワーク事業を実施しています。
この事業は、高齢者などと接する機会のある事業所と町が協定を結び、日常の事業活動を通じて高齢者などに異変を感じたときに町に連絡・通報をしてもらう仕組みです。協定を締結した事業所と毎年情報伝達訓練を実施し、有事に備えた体制を整えています。
また、認知症などにより行方が分からなくなった人を、できるだけ早く発見するためのSOSネットワーク登録事業があります。行方不明となる恐れのある人の名前や身体的特徴、写真などの情報をあらかじめ町に登録しておくことで、有事の際、登録された情報を、たつの警察署、太子消防署、町消防団、高齢者等見守りネットワーク事業協力事業所、たいし安全・安心ネット登録者、自治会、近隣市町に情報提供し、捜索を行います。
地域における認知症への理解の促進を図るとともに、このような見守り・SOSネットワーク事業をさらに充実させることで、今後も認知症高齢者などが安心して生活できる社会づくりをめざしていきます。
問合せ:高年介護課
【電話】276-6639
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