■事例
スマホに着信があり、知り合いからだと思って電話に出てしまった。相手が携帯電話会社関係の信販会社を名乗ったので、何事かと思って話を聞いた。すると昨年○月〇日に私が有料サイトに登録しているにも関わらず、1年間の利用料金29万円を未払いにしているので違約金が発生していると言われた。全く身に覚えがないことを伝えたが、支払わないと法的手段に移行するという。なんとか電話を切ったが、本当に裁判をされたらどうしようと不安だ。(70代男性)
■アドバイス
メールやSMSによる架空請求が以前から問題となっていますが、最近、不審な電話を受けたという相談が増加しています。実在する会社やそれに類似した名前をかたったところが、架空の契約や利用料、違約金などをでっちあげて請求しています。高圧的な態度でお金を支払わせることを目的としているものや、「本人確認のため」と称して個人情報の収集を目的としているものもあるようです。見慣れない番号からの電話には安易に名乗らないなど、注意して対応しましょう。不審に思ったときは、速やかに電話を切りましょう。
何かお困りのことがあれば、消費生活相談窓口までご相談ください。
問合せ:生活環境課
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