文字サイズ
自治体の皆さまへ

健康ダイアリー 朝食を食べよう!~6月は食育月間です~

15/44

兵庫県太子町

■朝食を毎日食べていますか?
令和3年度に町民2,000人に実施したアンケートの結果、平成24年度の調査結果より朝食を食べない人の割合が増加していました。

■朝食がもたらす健康効果
○体のリズムを整える
朝食を食べることで寝起きの体(臓器)が目を覚まします。
○脳にエネルギーを補給する
脳にエネルギーを補給しないと、集中力が低下し、仕事などの能率が下がります。
○体温を上げ、基礎代謝を向上させる
睡眠時に下がった体温を上昇させます。また、代謝の向上によって、太りにくい体になります。
○生活習慣病を予防する
朝食を食べないと、空腹からくるストレスによる血圧上昇や、昼食後の血糖値の急上昇を起こすなど、生活習慣病のリスクを高めます。
○腸を刺激し、排便を促す
朝食を食べると腸の働きが活発になり、排便が促されます。
○自律神経やホルモンの働きを整える
朝食を食べないと自律神経やホルモンの働きが乱れ、情緒の不安定、不眠やうつなどを招く恐れがあります。

■朝食を食べない理由
アンケート結果で朝食を食べない理由は、「時間がない」が35.4%、「食欲がない」が32.7%、「食べる習慣がない」が23.8%となっています。
また、就寝時間が遅くなるにつれ、「ほとんど食べない」の割合が高くなる傾向がみられます。
明日の午前中から元気に活動するためにも、「夜の過ごし方」について考えてみませんか。

■朝食を食べるための「夜の過ごし方」
(1)夕食を食べ過ぎない
1日の食事量が夕食に偏っていませんか。一度に大量の食事をとると、血中の中性脂肪値が高い状態が長時間続きます。そのため朝にお腹が空かず、朝食を食べにくくなります。
また、夕食後は活動量が減るため、体脂肪がたまりやすくなります。消化にも時間がかかるため、睡眠の質にも影響します。
(2)夕食は20時までに済ませる
同じ食事内容でも、遅い時間は血糖値や中性脂肪値が高くなるため、肥満につながりやすくなります。
仕事などの関係で夕食時間が20時を過ぎる人は、夕方におにぎりやサンドウィッチなどの主食をとり、夜はおかずのみ軽めに食べましょう。
(3)早く寝る
早く起きるためには、睡眠のリズムを整えることが大切です。無理なく早起きができて、朝食が食べやすくなります。寝つきをよくしてぐっすり眠るためには就寝前の飲食物にも注意しましょう。カフェインには覚醒作用や利尿作用があるのでコーヒーや紅茶などを飲みすぎると寝つきが悪くなり、トイレも近くなって途中で目が覚める原因にもなります。就寝前3~4時間以内の摂取は控えましょう。就寝前の飲酒は、寝つきはよくなるものの、睡眠が浅くなって、熟睡感が得られにくくなるため控えましょう。
(4)早起きをする
起きてすぐは、なかなか朝食を食べる気になれませんが、早めに起きて少し活動すると、体も目覚めて朝食をおいしく食べることができます。

■朝ごはんにおすすめ!簡単おにぎりレシピの紹介
(レシピ提供:太子町いずみ会)

○小松菜としらすのおにぎり
材料:1人分
ごはん…150g
小松菜…1/2株
しらす…10g
ごま油…小さじ1/2
塩…少々

作り方:
(1)小松菜はみじん切りにする。
(2)フライパンにごま油を入れて、(1)を炒める。しんなりしたらしらす、塩少々を入れて軽く炒める。
(3)温かいごはんに(2)を混ぜ込んで握る。

○鮭チーズおにぎり
材料:1人分
ごはん…150g
鮭フレーク…大さじ1
スライスチーズ…1/2枚
大葉…2枚

作り方:
(1)チーズは小さく切り、大葉は千切りする。
(2)温かいごはんに鮭フレークと(1)を混ぜ込んで握る。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU