消費生活ワンポイント

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■リフォーム工事の点検商法
○事例
「近くで屋根工事をしていたら、お宅の瓦が傷んでいるように見えたので点検したい」と業者が訪問してきた。
点検した後、業者が撮影した瓦の映像を見せられ、「かなりひどい。このままでは雨漏りするかもしれない。すぐに修繕しないと大変なことになる」と言われた。急なことで迷っていると、「足場も今日の工事のものをそのまま使えるので安くできる」と急かされ、約40万円の契約をしてしまった。不安だ。(70代男性)

○アドバイス
住宅リフォーム工事などの勧誘が目的ということを告げず点検を持ち掛け、不安をあおって契約を急かすという「点検商法」のトラブルが後を絶ちません。「点検させてほしい」と訪問してくる業者には応対しないようにしましょう。点検を依頼した場合でも、結果をうのみにしないで、冷静に受け止めることが大切です。別の専門家などに確認して、複数の見積もりを取るなど、その場で契約しないようにしましょう。訪問販売の場合、法定の契約書面を受け取ってから8日以内である場合などはクーリング・オフを行うことができます。
何かお困りのことがあれば、消費生活相談窓口までご相談ください。

問合せ：生活環境課