◆認知症の人への見守り支援
警察庁によると、認知症やその疑いがあり、徘はいかい徊などで行方不明になったとして、令和5年に全国の警察に届け出があったのは、前年よりも330人多い延べ1万9039人で、統計を取り始めた平成24年以降、年々増加しています。
認知症の症状には失見当識があり、認知症の進行とともに、今自分が置かれた状況が分かりにくくなります。多くは、時間、場所、人の順に進行します。
家や近所、職場、町中で「あの人は困っているのかな」、「もしかしたら認知症かもしれない」と思ったときには、下記のポイントを意識して接してください。
・まずは見守る
・余裕をもって対応する
・声をかけるときは一人で
・背後から声をかけない
・やさしい、おだやかにはっきりした口調で
・会話は本人のペースに合わせて
人から不意に声をかけられると、誰でもびっくりします。背後から声をかけることで相手を怒らせたり、急かしたりして混乱させることがないように気を付けましょう。本人の意思、自尊心を尊重する接し方を心掛けることも重要です。
問合せ:高年介護課
【電話】276-6639
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