〈基本政策5 快適で持続するまち〉
(1)都市機能の整備促進
▽都市計画道路揖保線の道路延長を契機に、沿道の利便性を有効活用した産業拠点の形成を推進するため、沖代・米田地区の円滑な土地利用について、地元地権者や関係機関と協議しながら合意形成を図っていきます。
▽スポーツや交流拠点となっている総合公園において、更なる賑わい創出や効果的な公園管理の実現に向けて、民間活力を導入した公民連携手法を検討し、公募により民間事業者を募集する予定です。
▽「橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、橋梁の効率的で効果的な修繕工事を実施することで、今後の維持管理コストの縮減や安全性の確保を図っていきます。
▽水道管の更新については、管路更新計画や毎年実施している漏水調査に基づき、優先順位を設けた上、計画的に実施していきます。
▽下水道施設の計画的な補修や改築などを実施し、施設維持費用の平準化を図るため、「ストックマネジメント計画」を策定します。
▽豪雨時に発生する浸水箇所の解消を図るため、大津茂川右岸第一排水区における雨水幹線整備事業に継続して取り組みます
(2)行政基盤の確立
▽10年後の町が進むべき方向を示した「第6次太子町総合計画」が折り返しの5年を迎え、前期基本計画の計画期間が満了となることから、計画に掲げた目標に向けての現状分析や課題の整理、国や県の動向、行政のデジタル化などを踏まえながら後期基本計画を策定します。
行政サービス全体でデジタル技術の活用推進が求められ、本町においても、住民サービスの向上や行政事務の効率化を図るため、さまざまなデジタル技術を活用した行政施策を展開していきます。
▽日中はもとより、夜間や休日においても、きめ細やかに行政情報を提供するため、町ホームページにおいて、人工知能(AI)を活用した自動会話システム「AIチャットボット」を導入します。
▽業務効率の向上を図るため、文書作成やアイデア出しなどを支援する「チャットGPT」の活用や、迅速な意思決定、ペーパーレス化を実現するための電子決裁システム、業務の効率化やセキュリティ強化を目的としたネットワークを導入します。
▽デジタル社会の基盤となっているマイナンバーカードについて、より利用者の普及を図るため、出張による申請受付や休日申請・交付の実施、広報紙やSNSなどを利用した広報に加え、高齢者施設など入所者の申請をサポートするための体制を整備していきます。
▽公共施設の利活用について、老朽化が進行している保健福祉会館を最大限に有効活用するため、公民館などの統合を視野に入れた改修設計を行っていきます。
問い合わせ:企画政策課
【電話】277-5998
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