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4年度 決算報告(1)

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兵庫県姫路市

1年間にどのぐらいの収入があり、市民の皆さんが納めた税金はどのような目的で使われたのか、4年度決算を解説。詳しい内容はウェブサイトに掲載しています。

■Point1 一般会計の内訳
一般会計は、教育・福祉・衛生・消防などの基本的な行政運営を行うための会計です。公共施設の整備など、皆さんの暮らしを支える身近なものに使われています。

▼歳入
前年度比△30億3,465万円
・学校給食センターの整備など、大規模投資事業の完了等による市債の減など

○歳入の用語説明
・市税…市民税、固定資産税など
・国・県支出金…使い道が限定された国や県からの財源
・地方譲与税…客観的な基準によって譲与された国税
・地方交付税…地方財源を調整する国からの財源
・地方消費税交付金など…消費税のうち地方分配金など
・市債…市の借金
・その他…各種交付金、繰越金、使用料など

▼歳出
前年度比△30億8,805万円
・退職手当の減による人件費の減や子育て世代への臨時特別給付金の減少等による扶助費の減など義務的経費の減
・大規模投資事業の完了等による投資的経費の減など

○歳出の用語説明
・民生費…高齢者・障害者・子どもの福祉など
・公債費…借金の返済や利子の支払いなど
・教育費…学校教育・施設整備など
・衛生費…健康の保持、ごみ・し尿処理など
・土木費…道路、市営住宅の維持管理など
・総務費…戸籍や徴税、防犯対策など
・その他…消防・商工・労働・議会費など

▼3年度実質収支55.0億円
→4年度実質収支 黒字 57.7億円
※実質収支とは、歳入から歳出を差し引いた額(形式収支)から、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた額をいいます。
歳入額(2,394.5億円)-歳出額(2,301.6億円)-繰越財源(35.2億円)=57.7億円

■Point2 特別会計
特別会計は、国民健康保険や介護保険のように保険料を徴収する事業など、一般会計とは区別し、収支を明確にする必要があるものです。七つある特別会計は、全体の歳入が1,208.2億円、歳出が1,175.0億円で、実質収支33.2億円の黒字となりました。

■Point3 公営企業会計
公営企業会計は、水道事業のように、民間企業と同じ会計処理で事業ごとに収益を上げて運営する会計です。4年度の収益的収支では、水道事業会計、都市開発整備事業会計が黒字、下水道事業会計が収支均衡となりました。

■Point4 基金(貯金)と市債(借金)
▼基金残高の推移(億円)

基金は、主に特定の目的のために積み立て、必要な時に取り崩すお金です。市には現在21の基金があり、4年度末の基金の残高は、前年度末から40億円増加し、約682億円となりました。
・市民1人当たりの貯金 約12万9千円(前年度比+8千円)

▼市債残高の推移(億円)

市債は、主に市の長期的な借金で、道路や公園、学校などの整備のために借り入れているものです。4年度末の市全体の市債残高は、前年度末から95億円減少し、約3,119億円となりました。
・市民1人当たりの借金 約59万2千円(前年度比△1万5千円)

■Point5 経常収支比率
物価高騰等による公共施設運営費の増加などにより上昇

※経常収支比率は、毎年常に支払わなくてはならないお金が、市税などの毎年常に入ってくるお金に占める割合です。この指標が100に近づくほど、自由に使えるお金に余裕がなくなります

■まとめ
姫路の財政状況は?
基金残高の増加、市債の減少に加え、各種財政指標は中核市平均を上回るなど、健全な財政を維持できていると言えます。
・コロナ禍からの回復により、収入は一定程度増加しましたが、人口減少等により今後の増収は期待できない見込みです
・支出では、老朽化が進む公共施設等の長寿命化に加えて、人口減少対策やデジタル化・グリーン化への対応が必要となるなど、財政をめぐる状況はより一層厳しいものとなることが見込まれます
・今後の財政運営は、一般家庭に例えると、収入を増やす努力をするとともに、家計にとって最適な支出となるよう、日々の生活スタイルを見直していかなければならない状況です

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