6月23日～29日は男女共同参画週間

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皆さんもこの機会に、職場だけでなく、家庭や地域社会における男女共同参画について、いま一度考えてみませんか。

■男女共同参画って何だろう?
男女共同参画とは、すべての個人がお互いに人権を尊重し、喜びも責任も分かち合いつつ、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できることです。わが国では、日本国憲法の下、男女平等の実現に向けてさまざまな取り組みが行われてきました。しかし、令和2年国勢調査によると、本市の正規労働者の割合は、男性が女性より常に高く、女性は結婚・出産の時期が集中する30代以降に大きく低下しています。また、本市が3年に実施した市民意識調査によると、社会全体で「男性優遇」と感じる割合は高く、まだまだ不平等感が残っているのが現状です。

■例えば、家庭内での男女共同参画は?
この市民意識調査において、理想では家庭内の仕事の負担が「男女共に同じくらい」とする割合が高いものの、現実では女性に偏っています。2年度に内閣府が行った調査でも、コロナ禍での在宅勤務等で在宅時間が男女共に増えたにもかかわらず、家事の時間は女性が男性の2倍以上のまま変化していない結果となっています。こうした結果は、女性に家事などの負担が偏っており、「男は仕事、女は家庭」という考えが依然として残っていることを示しています。

■男女共同参画社会を実現するためにはどうしたらいい?
このように、現在でも性別による制約を受けている人が少なくありません。男女共同参画社会は、社会のあらゆる分野で男女が対等な立場で参画することが基本です。しかしその実現は、行政の取り組みだけでは成し遂げられません。一人ひとりが「男だからこうすべき、女だからこうあるべき」という、性別で固定的に役割を決めてしまう意識に気付き、見直していくことがまず必要です。そして、市民の皆さんや企業、地域などが一体となって男女共同参画への理解を深め、ワーク・ライフ・バランスの推進などに協力して取り組んでいくことが大切です。

詳しくはホームページで確認を
姫路市男女共同参画プラン2027
ID：22433

問合せ：男女共同参画推進課
【電話】287-0803