市長随想 しせい惻怛(そくだつ)

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■今年を振り返って
令和6年を振り返りますと、1月1日の能登半島地震、さらに9月には能登半島地震の被災地を豪雨が襲うなど、災害により多くの尊い命が失われ、改めて防災対策の重要性を認識した1年でございました。
市政においては、子育て世代の経済的な負担を軽減するため、7月からこども医療費の完全無償化を実施するとともに、教育環境の充実や、避難所としての機能強化を図るため、本年度からの3年間をめどに全ての市立学校体育館への空調整備に着手しました。
また、本市の均衡ある発展を目指すため、グリーン・ファミリー制度を創設し、郊外部への移住・定住を促進しました。
スポーツ・文化の振興では、ウインク球場のリニューアルを記念して、7月にはプロ野球フレッシュオールスターゲーム、10月には手柄山オータムジャンボリーを開催するなど、さまざまな事業を展開し、にぎわいの創出に取り組みました。
長引く物価高騰など社会経済情勢は依然として厳しい状況が続いておりますが、市民の皆さまのLIFE(ライフ)、「命」「くらし」「一生」を守り、支えるとともに、未来への原動力となる「活力」を生み出すため、来年も引き続き、全力を尽くしてまいります。

姫路市長　清元秀泰

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