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姫路城×ヴァヴェル城 姉妹城提携へ

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兵庫県姫路市

5年11月、本市はポーランドのヴァヴェル城と姉妹城提携に向けた事前協議を行い、基本合意書を交わしました。
今回はヴァヴェル城を紹介するとともに、提携に向けて動き出した経緯や、基本合意書の内容についてお知らせします。

■ヴァヴェル城とは
ヴァヴェル城は14世紀にポーランド王・カジミェシュ3世が既存の施設を基に建築。以来、国王の居城として使われました。現在は「城の大広間」「王族の私室」「国王と武具」「ヴァヴェル城の遺構」「東洋美術コレクション」を展示する博物館となっています。城内にあるヴァヴェル大聖堂は、歴代国王の戴冠式が行われた場所で、地下墓所には歴代国王やポーランドの偉人が埋葬されています。ヴァヴェル城のあるクラクフ歴史地区は、歴史的な建築物が多く残る街で、1978年、世界遺産第一号として登録されました。

■姉妹城提携に至る経緯
ヴァヴェル城との姉妹城提携は、日本とポーランドの国交樹立100周年を機に、平成29年10月、駐日ポーランド大使から提案され、外務省の協力を得ながらスタートしました。令和3年から姉妹城提携の事前協議に向けて準備を行っていましたが、コロナ禍もあり、相互訪問はかないませんでした。ようやく令和5年11月2日、清元市長がヴァヴェル城を訪問。現地で姉妹城提携に向けた事前協議を行い、基本合意書(Memorandum of Understanding、略してMOU)に署名しました。今後、姉妹城提携の締結に向けた手続きを進めていきます。

■姉妹城提携に向けた基本合意書の内容
▼前文
日本の姫路城とポーランドのヴァヴェル城は、次の世代に守り伝えていくべき貴重な遺産であり、世界遺産に登録された城郭として、世界中の人々から愛されています。
両者は以下の理念に基づいて、親密な友好関係を築き、両城の発展に努めていくことに同意します。

○持続可能な観光の推進
後世へ偉大な文化遺産を継承するために、持続可能な観光を推進します

○SDGsに精通した人材の育成
SDGsをテーマにした青少年交流事業を促進します

○文化交流の促進
各城の有する多様な文化資源の展示や写真展を行うなど、文化交流を推進します

○ビジネス機会の創出
環境施策に焦点を当てた新たなビジネス機会の研究・創出を行います

問合せ:国際交流センター
【電話】287-0820

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