■11/24 圓教寺摩尼殿(えんぎょうじまにでん)が国の重要文化財に
室町時代に建立された三之(みつの)堂など8件が国の重要文化財に指定されている書寫山(しょしゃざん)圓教寺。国の文化審議会は、力強く斜面に張り出した摩尼殿の躯体(くたい)や意匠性の高い装飾などを高く評価し、文部科学大臣に新たな指定を答申しました。摩尼殿は平安時代に創建され、大正10(1921)年に焼失した後、昭和8(1933)年に再建。中世の建築技法や文化を再現しつつ、近代建築の要素も包含しており、「近代寺院建築の傑作」と評されています。
■11/25 オールひめじ・アーツandライフ・フォーラム2023を開催
現代アートで新たな姫路の価値を創出するオールひめじ・アーツandライフ・プロジェクト。美術館のコア・アーティストである現代美術家の日比野克彦さん、杉本博司さん、中谷芙二子さん、チームラボの工藤岳さん、建築家の隈研吾さんに加え、美術評論家の建畠晢さん、書寫山圓教寺住職の大樹玄承さんをゲストに迎え、日本城郭研究センターでリレートークを行いました。各アーティストが今後の抱負を述べたほか、コロナ禍後のアートの役割、姫路の魅力などについても語り合い、現代アートの新たな可能性を考える上で、示唆に富んだ内容となりました。
■12/11 皆で祝う世界遺産登録記念日に
30年前に姫路城が世界遺産に登録されたこの日、来訪者が姫路城を借景に写真を撮り、メッセージを書き込むイベントを開催しました。「姫路の誇り」「ありがとう」など、たくさんの祝福メッセージと写真を貼り付けたパネルは、市役所1階市民ロビーやイオンモール姫路リバーシティーの他、3月23日にアクリエひめじで行われる記念式典でも展示します。併せて、城周辺観光ループバスの新型車両として、国内初の新型EVバスもお披露目されました。
■12/22~25 アクリエひめじでにぎやかな冬の祭典
アクリエひめじで「ホワイトクリスマス」を開催。人工雪とライトアップによる「スノーパーク」や高さ約4メートルの生木のツリー、キャスティ21公園にともしたキャンドルの装飾などでクリスマスの夜を鮮やかに演出しました。また、樹脂製のスケートリンクやメリーゴーラウンドが登場したほか、洋菓子や市内醸造のビールを味わえるクリスマスマーケットやライブステージなどもあり、訪れた人々は楽しいひとときを過ごしました。
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