施設だより～城内図書館～

37／41

■今月の1冊
『「幸せの列車」に乗せられた少年』
ヴィオラ・アルドーネ著
関口英子訳
河出書房新社
本書は、第二次世界大戦後のイタリアで行われた、貧困家庭の子どもを一般家庭が一時的に受け入れる社会活動「幸せの列車」を題材にした小説です。母親と暮らす7歳の少年アメリーゴは学校へ行かず、闇市で日銭を稼ぐなどしてたくましく生きていましたが、「幸せの列車」に乗せられたことで、不自由のない暮らしや別の人生の可能性を知ることになります。少年の目が捉える貧困や親子の問題、人間の弱さや温かさが、力強く描かれています。

■朗読会
日時：2月24日(土)、午後1時半～3時
場所：城内図書館
内容：サークルさえずりが、荻原浩の短編「寿(す)し辰のいちばん長い日」などを朗読します。当日、直接会場へ

■おはなし会

■自動車文庫しろかげ号

■えほんのじかん
日時：2月24日(土)
(1)午前11時～
(2)午前11時20分～
場所：城内図書館
内容：司書が絵本の読み聞かせを行います。当日、直接会場へ
対象：
(1)2～4歳
(2)5歳以上

本館・各分館の休館日：月曜日(祝休日の場合は翌日)、祝休日(月・土曜日を除く)、毎月第3木曜日
※東分館は3月末(予定)まで休館

問合せ：城内図書館
【電話】289-4884