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6年度予算と主要事業(1) 6年度予算の概要

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兵庫県姫路市

令和6年度予算が3月19日、第1回市議会定例会で可決されました。人口減少の緩和策と適応策に取り組み、持続可能なまちづくりを進めていきます。

■6年度予算の概要
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▼予算規模
一般会計は過去最大の2,361億円で、前年度に比べて123億円、5.5%の増加となりました。特別会計1,135億円と企業会計590億円を含めた総額は4,086億円で、過去最大の規模です。

▼予算のポイント
市民の「命」「くらし」「一生」を守り、支えるとともに、「活力」ある姫路を創造するため、積極的に事業を展開。特に、「少子化対策・子ども支援」「デジタル化」「グリーン化」「魅力あるまちづくり」に予算を集中化・重点化させました。

▼一般会計予算

○市税収入は全体的に減少
個人市民税(定額減税の実施)・法人市民税(企業収益の減)・固定資産税(家屋の評価替え)の減など

○地方交付税は増加
国の少子化対策に伴う児童手当・児童扶養手当の拡充、会計年度任用職員の勤勉手当支給など

○事務事業を抜本的見直し

○経常的経費は38.4億円の増加
児童手当・児童扶養手当の拡充、こども医療費完全無償化など

○投資的経費も84.6億円の増加
手柄山中央公園再整備、学校体育館の空調整備など

▼市民1人当たりの貯金と借金
全会計の基金(貯金)の残高は630億円で、市民1人当たり12万円に。市債(借金)の残高は3,072億円で、市民1人当たり58万4,000円になる見込みです。

■市長所信表明ー市政の基本方針(抜粋)ー
コロナ禍を乗り越えた私たちは、急激な人口減少という我が国全体を覆う危機に向き合わなければなりません。少子化が加速する中、現在約52万人の本市人口も、2050年には今より約9万人減少すると予測されています。このまま人口減少と少子高齢化が進行すると、市民生活のあらゆる面で深刻な影響が生じる恐れがあります。
「いつか人口は増えるだろう」などといった根拠なき楽観的思考や惰性的な姿勢とは決別し、人口減少の問題に本気で向き合わなければ、本市は立ち行かなくなります。現実から目を背けることなく、人口減少社会に適応したまちのあり方をオール姫路で考えていかなければなりません。
この困難な時代において、まちに活力を生み、明るい未来を切り拓(ひら)いていくための原動力は、「人」です。私たちの「ふるさと・ひめじ」を、50年先、100年先も皆に愛されるまちとしてたいせつに引き継いでいくために、未来の創り手となる「人」を育むことは、いまを生きる私たち大人に課せられた大きな責務であり、しっかりと取り組んでいかなければなりません。
前例や慣習に囚(とら)われることなく、このまちのあり方を抜本的に見直しながら、積極的な施策展開と持続可能な行財政運営の両立を図ることは、私に課せられたミッションです。誰もが前途洋々たる姫路のまちを思い描けるよう、強いリーダーシップの下、大胆かつ果敢に舵(かじ)を取ってまいります。

姫路市長 清元秀泰

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