皆さんもこの機会に、職場や家庭、地域社会における男女共同参画について、いま一度考えてみませんか。
■男女共同参画って何だろう?
男女共同参画とは、すべての個人がお互いに人権を尊重し、喜びも責任も分かち合いつつ、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できることです。本市でも、男女共同参画プランに基づき、男女共同参画社会の実現に向けたさまざまな取り組みを行っています。
■今は男女平等?
内閣府の「男女共同参画白書」(5年版)によると、かつて主流とされたサラリーマンと専業主婦の世帯は減少した一方、共働き世帯は増加し、共働き世帯の方が約2.7倍多くなっています。
また、就業継続に関する意識調査では「子どもができても、ずっと職業を続ける方が良い」とする回答が増加するなど、職業観も変化してきました。しかしながら実際には、男性の長時間労働や女性に大きく偏る家事育児という傾向があることに変わりはありません。
「男は仕事、女は家庭」に代表される性別役割分担意識の影響が考えられており、解決すべき課題となっています。
■男女共同参画社会を実現するためにはどうすればいいの?
男女共同参画社会は、社会のあらゆる分野において男女が対等な立場で参画することが基本です。しかしその実現は、行政の取り組みだけでは不十分です。まず一人ひとりが「男だからこうすべき、女だからこうあるべき」という考えに気付き、見直していくことが必要です。そして、市民の皆さんや企業、地域などが一体となって理解を深め、誰もが能力や個性を発揮できるよう、協力して取り組んでいくことが大切です。
詳しくはウェブサイトで確認を
◇男女共同参画プラン2027
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問合せ:男女共同参画推進課
【電話】287-0803
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