中学生がスポーツや文化芸術活動に継続して親しむことのできる環境をつくるため、国や県の方針に基づき、8年9月から中学校の部活動が新たな地域クラブ活動「姫カツ」に変わります。
■「姫カツ」とは?
本市と学校・関係団体が連携して設立・運営する新たな地域クラブ活動です。市内の競技団体やスポーツクラブ21、スポーツ少年団などの関係団体が主体となり、各活動での指導は、地域の指導者(指導を希望する教職員を含む)が行います。
説明動画も公開中!
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■スケジュール
▽8年9月~10年9月(改革実行期)
休日の学校部活動が姫カツに変わります
▽10年10月(改革完了期)
平日・休日の学校部活動が姫カツに変わります
■8年9月~10年9月の実施形態
今後、競技ごとに実施形態、活動単位、活動場所等を決定します。8年春ごろに公表する予定です。
※1 活動体制が整った団体は、平日も姫カツへ移行します
※2 団体の移行体制が整い次第、移行します
■なぜ「姫カツ」を展開するの?
生徒数や部活動数の減少、学校の働き方改革等により、これまでの学校単位での体制で部活動を運営することが難しくなってきています。中学生の持続可能な活動環境を確保するため、新たな制度の整備が必要です。
姫カツを展開し、全市・近隣校区同士等の単位で部活動を行うことで、入学する学校によっては人数が少なくチームが組めない、部活動の選択肢がない等の問題を解消することができます。また、姫カツ連携活動により、学校部活動以外の種目への対応も目指します。
▽10年9月まで
■姫カツのココが良いところ!
6年度、姫カツの実証(モデル)事業に参加した生徒や指導者の声を紹介します。
▽吹奏楽に参加した生徒
他校生の演奏を間近で聞いたり、一緒に練習したりすることが普段あまりないので、とても新鮮です。プロの指導者からは、これまでにないリズムの取り方やハーモニーの作り方等、新しいことをたくさん教えてもらえました。
▽水泳に参加した指導者
小学~高校まで水泳を経験し、今は本業とは別に大学の競泳部のトレーナーも兼務しています。部活動は校内の仲間と絆が生まれますが、姫カツは市全体で仲間になっていくような雰囲気がありますね。生徒が目指す目標を達成できるよう、指導していきたいです。
▽体操に参加した指導者
体操の競技人口は減少しており、姫路に活気ある体操の場を取り戻したいと思い、姫カツに参加しました。子どもたちが上達し、喜ぶ顔を見ることはとても楽しいです。このような機会を得られたことをうれしく思います。私のように、親しんだ競技に貢献したい経験者は多いのではないでしょうか。
▽体操に参加した生徒
経験者のコーチが複数いるので、質問しやすくなりました。今は生徒2人につき先生1人。顧問の先生とはまた違った指導をしてもらいながら、新たな技にトライしています。
■7年4月~ 姫カツチームの設立者と指導者を募集します
詳しくは来月の広報ひめじと、ウェブサイトでお知らせします。ウェブサイトに掲載している「姫カツ推進計画」の趣旨等をあらかじめ確認の上、ぜひご協力ください。
※今後、国や県が新たな方針を示した場合等は、必要に応じて方針を見直す可能性があります
問合せ:健康教育課
【電話】221-2770
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