地域おこし協力隊 松下幸広(まつしたゆきひろ)さん
充実した日々のなか3年が経ち、今月末で協力隊としての任期を終えます。協力隊になろうと思ったきっかけは、農業を通じて地域を活性化したいと考えていた時期に、宍粟市の自然の豊かさ、特に水に出会ったことです。この3年間、宍粟と神戸を行き来する二拠点生活をしながら、地元生産者の農産物を都市部の飲食店へ納品し、メニューとして提供してもらうことで宍粟市の農産物を積極的にPRしてきました。
現在は、自動車部品卸売会社であるトヨタモビリティパーツ兵庫支社と包括提携を結び、兵庫県内のトヨタ販売店で宍粟市の野菜や果物のほか、加工食品、工芸品をPR販売する「宍粟市特産品マルシェ」を主催し、定期開催しています。来年からは回数を増やし、月に2~3回開催する予定です。
農業を通じた活動を3年間続けられ、任期を無事終えられるのは私個人の力ではなく、支えてくださる地域の方々のご支援があってこそだと今改めて感じています。4年目以降も宍粟市に定住し、さらなる地域貢献と自分自身の事業発展のために努めていきたいと考えています。引き続き応援をよろしくお願いいたします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>