日毎に秋も深まってまいりましたが、皆さま元気でお過ごしでしょうか。氷ノ山から始まった紅葉が市内を色鮮やかに染めています。原不動滝・小滝公園や福知渓谷に続き、11月26日まで最上山公園もみじ山で「もみじ祭り」が開催されています。ぜひ、足をお運びいただき、自然の中で心と体を癒してもらえればと思います。
さて、私たちはこの3年余りに及ぶ新型コロナウイルス感染症との戦いの中で“元気”と地域の“絆”を少し失った気がします。しかし、各地で催されているさまざまなイベントにおいて、関係者の皆さまが以前のような姿に戻したいと、強い思いをもって頑張っていらっしゃる姿を拝見して、大変心強く感じています。いろいろと課題もあると思いますが、ともに力を合わせて“元気”と“絆”を取り戻してまいりましょう。
また10月22日には宍粟市で初めてとなる朝市を開催しました。「宍粟de朝市」と称し、新鮮野菜などを生産者の皆さまに販売していただき、農産物などの良さや魅力を広く発信してもらいました。宍粟の大切な風景の一つである農林水産業の営みを守り発展させ、さらには新たな風景を創造するために、朝市の定期開催を考えています。第2回を11月26日に最上山公園で開催しますので、出店される関係者の皆さまをはじめ、ご来場の皆さま、ご協力をよろしくお願いします。
この秋、全国でクマによる人身被害が多数発生しており、宍粟市でも心配な事案が報告されています。クマの食糧となる柿や生ゴミなどの管理を改めてお願いするとともに、活動が活発となる早朝や夕暮れ時には特に注意する必要があります。なお、目撃された場合は、身の安全を確保したうえで市または警察へ連絡をよろしくお願いします。立冬を過ぎ、いよいよ本格的な冬の到来を迎えますが、十分にご自愛いただき元気にお過ごしください。
宍粟市長 福元晶三
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