新病院整備にかかるチラシ印刷 住民監査請求の結果

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9月20日に市民2人が行った、市の新病院整備にかかるチラシ印刷に対する住民監査請求の結果が公表されました。概略は次のとおりです。

◆請求の趣旨
市が今年の8月6日、13日に新聞折り込みを行ったチラシ「シリーズ新病院のカタチVol.10、Vol.11」は、虚偽の内容を事実として記載したもので、違法または不当な文章表記である。したがって、チラシの印刷代などの費用20万1212円の返還を市長に求める。

◆監査の結果とその方法
10月12日、請求人が監査委員に請求要旨の補足説明の陳述をしました。また、監査委員が関係職員の事情聴取と書類調査を行いました。

◆監査の結果　棄却

◆棄却の理由
請求人は、市がチラシに記載している「新病院でも引き続き認知症やアルツハイマーなどの患者に対応できる」「人口が減少する中でも経営が維持できる」「新病院を整備することが原因となって、水道料金、ごみ処理手数料などが値上げされることはない」との内容を虚偽だと主張するが、現公立宍粟総合病院の患者への対応状況や新病院の収支試算表、公共料金の料金改定の性質を鑑みると、これらの内容が違法または不当とは認められない。
なお、今回の情報発信は市の考え方を明らかにする責務に基づいたものであり、内容については市の裁量権の範囲であると解するのが相当である。

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問合せ：監査委員事務局
【電話】63-3126