文字サイズ
自治体の皆さまへ

しそうトピックス

21/32

兵庫県宍粟市

■市へ1千万円寄付 伊東電機へふるさとブナ賞「宍粟を第二の拠点に」
市に1000万円を寄付した「伊東電機株式会社」(加西市)へ4月21日、「ふるさとブナ賞」が贈られました。同社は創業77年の搬送機器メーカー。日本と海外に4カ所ずつ工場があり、物流などの分野で、労働者不足を補うための搬送の自動化に力を入れています。山崎町内にも工場を新設する予定で、第二の拠点として農林業を自動化する事業を展開していくといいます。同社代表取締役会長の伊東一夫さんは「世の中のためになる事業をこの地でやっていきたい」と力を込めました。寄付は最上山公園のトイレの建て替えや景観保全にあてられます。

■一宮北診療所1周年の催し 地域住民ら喜び伝え合う
国民健康保険一宮北診療所の開設1周年を祝う「お花見カフェ」が4月16日、同診療所で開かれ、集まった地域住民らは飲食や花見を楽しみながら喜びを伝え合いました。診療は昨年3月に始まり、昨年度の1日平均利用者は月を追うごとに増えて16人となりました。火、水、金曜日の週3回で、医師は宍粟総合病院から派遣されています。イベントの発起人で診療所の敷地にボランティアで花を植えている一宮町の中野典子さんは「地元でも何かできないかと思い、活動を始めた。これからもこの地域の医療を守ってほしい」と話しました。

■復活の味わい今年も 地酒「三笑」蔵出し式
かつて山崎町で造られ、地元の2蔵が地域活性化のため2018年に復活させた日本酒「三笑(さんしょう)」の蔵出し式が4月14日、一宮町の庭田神社で開かれました。三笑は本家門前屋が1830~1977年に醸造していた銘柄で、復活後は毎年、市内の酒店限定で販売されています。この日は関係者約20人が集まり、鏡開きで繁盛を祈願しました。老松酒造の前野久美子専務は「発酵がよく進み、キレよくすっきりとした辛口に仕上がった」と今年の出来を評価し、山陽盃酒造の壺阪雄一専務は「宍粟の食材とのペアリングもぜひ楽しんでもらいたい」と話しました。

■千種で「おせったい」 住民らお菓子でもてなし
春の伝統行事「おせったい」が4月21日、千種町内であり、町内にあるお堂や寺では地元住民らが訪れる子どもたちをお菓子でもてなしました。千種町と佐用町内の3地区にあわせて88か所の札所があり、行事は毎年、弘法大師の命日にあわせて行われています。

■宍粟観光フォトコン 最優秀作に飯見の棚田
しそう森林王国観光協会の観光写真コンテスト「ミライエシソウ2022」の最優秀賞に姫路市の三木由子さんの作品「朝霧につつまれて」が選ばれました。波賀町飯見地区の棚田を撮影したもので、朝陽が朝霧で拡散され、棚田の水面に映し出される様子が見る人を一瞬で魅了すると評されました。三木さんは「構図は考えていたが、偶然出た霧で想像以上の写真が撮れた」と喜びを語りました。

■危険業務従事者叙勲 山崎町の橋本さん、波賀町の小畑さんが受章
◇防衛功労 瑞宝双光章
元3等海佐 橋本博喜(はしもとひろき)さん(山崎町)
昭和56年に自衛隊に入隊。35年間、海上自衛隊に所属し、海外からのミサイル攻撃など有事の際の体制強化や若手幹部の育成に尽力

◇消防功労 瑞宝単光章
元西はりま消防組合消防司令長 小畑雅臣(こばたまさおみ)さん(波賀町)
昭和53年に旧宍粟広域消防本部に入庁し、37年間消防職を全う。火災現場の指揮をはじめ、救命業務や消防防災の啓発活動などに尽力
(ほか1名受章)

■ネクスコ西日本と市 山崎IC歩行者通路リニューアル事業で協定
「西日本高速道路株式会社(ネクスコ西日本)」の福崎高速道路事務所と市が4月21日、中国自動車道山崎インターチェンジ歩行者通路のリニューアル事業での協力に向けた協定を締結しました。事業では一宮町出身の美術作家植田志保さんが通路に壁面アートを制作し、「地域の発展と高速道路のイメージアップにつながる」として、同事務所が制作費や完成式典の開催などを支援します。市役所であった調印式で同事務所の田村道昭所長は「植田さんの手によって通路が地域に愛され続けるものになると思う。完成が待ち遠しい」と話しました。

■千種の歴史記す“石碑”お目見え ライブリーちくさで除幕式
千種町の成り立ちを記した石碑「千種の歩み」が4月18日、ライブリーちくさ駐車場の一角にお目見えしました。石碑は同駐車場の屋外時計に引き続いて、神戸市在住で千種町出身の尾﨑一宇(かずいえ)さんからの寄付金を活用し建てられました。千種町の起源とされる「敷草村(しきくさのむら)」や同町で明治時代まで続いた「たたら製鉄」に関する歴史などが記されています。この日あった除幕式には同町連合自治会長や市関係者らが出席し、完成を祝いました。

■一宮町北部に新たな観光施設 家原にオートキャンプ場オープン
一宮町の家原遺跡公園エリアに4月22日、「御形の里まほろばの湯オートキャンプ場」がオープンしました。温泉や歴史資料館など、観光資源が集まるエリアの中核施設としての役割が期待されます。キャンプ場は2年前に地元の住民団体から地域活性化に向けた提言を受け、市が整備。エリア内にある温泉の指定管理者「ビーバーレコード株式会社」(大阪市)が運営を担います。サイトは12区画あり、炊事場と電源を完備。車での乗り入れができるほか、ペットと宿泊可能な区画もあります。この日、大阪から訪れた家族連れは「山の景色がとてもきれい。星の観察と温泉も楽しみ」と話しました。

身近な話題を投稿しませんか?
・まちかど掲示板
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU