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しそうトピックス

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兵庫県宍粟市

■心落ち着く「庭」のような場所へ 山崎IC歩行者通路の壁画制作スタート
一宮町出身の美術作家・植田志保さんによる山崎インターチェンジ歩行者通路のリニューアル壁画制作が5月22日にスタートしました。人と自然の一体感のある風景が宍粟の魅力という植田さん。その魅力と市民から募った通路の思い出や好きな植物などからイメージを構想し、白い壁面に豊かな色彩で絵を描いていきます。植田さんは「市民のみなさんにとって思い出や好きな植物であふれる『庭』のような心落ち着く場所になれば」と話します。壁画は9月末に完成する予定で、進捗状況は市公式サイトで確認できます。

■コロナ禍のまちを鼓舞するポスター撤去 「またみんなで盛り上げていく」
3年前の新型コロナ流行直後に山崎町の有志メンバーらがまちを元気にしたいと作成した「がんばらいでかい宍粟」ポスターの撤去がこのほど、同町商店街で行われました。ポスターは新型コロナが全国に拡大し始めた2020年4月、商店街の店主ら9人で企画。困難な状況でも「がんばるに決まってるやろ」と自身を鼓舞する言葉を方言で表し、市内の店舗などに掲示を呼びかけました。今回、5類引き下げに伴い、撤去を決めたといいます。メンバーの一人、三木秀章さんは「やっとこの日か来た。ほかの地域でもポスターを外してもらい、またみんなで盛り上げていきたい」と話します。

■地域一体で米育てる 千種で小中高合同の田植え
千種小・中学校と千種高校の児童生徒らが5月26日、同町内の水田で田植えに取り組みました。千種高校では2017年から1年生が授業の一環で米作りをしており、一昨年からは地元の小中学校とも連携し、地域一体となって育てています。この日も小中学生と一緒に横一列に並び、協力しながら一本一本丁寧に苗を植えていきました。千種中3年の上山侑己さんは「初めての田植えで戸惑いもあったが、高校生が上手くカバーしてくれた」と話しました。夏場の水管理や除草作業などは高校生が担い、育てた米は味を競う全国大会に出品する予定です。

■初の男性就任 アンバサダーに緒方さん、金本さん
宍粟の魅力をPRする「しそうブランドアンバサダー」にこのほど、一宮町の緒方加奈さんと金本竣さんが選ばれました。しそう森林王国観光協会が性別にかかわらず活動ができるようにと「しそう森林王国女王」から改称して2代目となり、今回初めて男性が就任しました。任期は来年3月まで。イベントやメディアへの出演を通じて、PR活動を行います。緒方さんは「宍粟で生まれ育ち、子育てをしている中で見えてきた新たな魅力を発信したい」。金本さんは「活動を通して、自分が知らない宍粟の良さを見つけ、多くの人に伝えたい」と意気込みます。

■子どものデートDV予防市が啓発冊子を作成
市では、子どもたちが恋人を暴力で思い通りにする行為「デートDV」の被害者や加害者になることを予防するため、啓発冊子を作成しました。市内の小学4年生から中学3年生へ配布します。冊子はA5判8ページ。デートDVの行為をイラスト付きで解説しているほか、自らがその被害者や加害者の可能性がないかを判断するチェックシートも掲載しています。希望者は社会福祉課の窓口でも入手できます。

■民生委員務めた上月さんに厚生労働大臣表彰
平成10年から昨年11月までの24年間、民生委員・児童委員を務めた上月良夫さん(山崎町)が「厚生労働大臣特別表彰」を受賞しました。上月さんは山崎民生委員児童委員協議会での青色防犯パトロールの立ち上げや山崎町内の要援護者支援マップの作成に携わるなど、地域福祉の増進に尽力しました。

■小中一貫校“波賀学園”スタート 児童生徒ら、記念交流会で「絆深まった」
波賀小・中学校がこの4月から、9年間の義務教育を一貫して行う併設型小中一貫校「波賀学園」として新たにスタートしました。市内では一宮北学園、千種学園に続いて3校目となります。小学校と中学校の垣根を越え、両校の教師が相互に乗り入れ授業を行ったり、児童生徒が一緒に学校行事に取り組んだりします。5月23日にあった記念交流会では、全校生約160人が6グループに分かれ、中学校生徒会が考えたゲームなどを楽しみました。生徒会の八木紀里佳さん(9年生)は「初めはみんな緊張していたけど、交流するうちに絆が深まっていった」と笑顔で話していました。

■一宮にキッチンカー集合 「いちフェス」初開催
キッチンカー12台を集めた「いちフェス」が5月21日、いちのぴあで開かれました。市商工会青年部一宮支部が主催し初開催。市内のラーメン店をはじめ、本格窯焼きピザやハワイ料理のロコモコ丼、アイスやクレープなど多彩な店が並び、来場した家族連れらが行列を作りました。このほか会場では、仮想現実(VR)技術を使った恐怖体験コーナーやよさこいステージなどもありました。同支部の篠原光平さんは「苦しい時期が続いていたが、変わらず元気だけはある。これからも町を盛り上げていけるよう頑張りたい」と話しました。

■協力隊に姫路市の広瀬さん就任 波賀町拠点にツアーガイドや情報発信
地域おこし協力隊に姫路市の広瀬和磨さんが新たに就任しました。波賀町を活動拠点にツアーのガイドを行うほか、観光情報の発信やイベント企画などにも取り組みます。広瀬さんは和歌山大学の観光学部で案内サインのデザインやSNSを使った情報発信などを学んだあと、呉服店に勤務していましたが、学生時代に培った観光分野の知識を生かした仕事がしたいと考えるようになり、公募のあった宍粟市の協力隊に応募しました。「地域の人たちの熱い思いを感じた。森林セラピーやアウトドアなどでまちのPRをしてきたい」と意気込みます。

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