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令和6年「二十歳の祝典」

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兵庫県宍粟市

山崎文化会館で1月7日、今年度に二十歳を迎える人たちを祝う「しそう二十歳の祝典」が開かれ、出席者らは人生の節目にあたり、気持ちを新たにしていました。今年の対象者は343人。うち288人が式典に出席。式が始まる前の場内は互いの近況を報告しあって和やかに談笑するなど笑顔があふれました。
オープニングを飾ったのは「彈紅(だんく)」による和太鼓演奏。会場いっぱいに勇壮な和太鼓の音が響きわたりました。
式典では出席者を代表して西村亘貴(こうき)さんと多賀成美さんが「お世話になったすべての方々に感謝の気持ちを忘れることなく、なりたい自分になれるよう、夢の実現に向かって努力していく」と二十歳の誓いを述べました。
続いて、大牧琴音さんと鳥居優里さんが福元市長から記念品目録と花束を受け取りました。
式典の後は、実行委員会が主催の「お楽しみ抽選会」。会場中で歓声が沸き上がりました。

■二十歳のキラリ☆宍粟人
◇海外留学通して自分に自信がついた
芦谷宇琉(あしだにうる)さん

武庫川女子大学教育学部に通う芦谷宇流さん。大学を選ぶときに母や祖母から「一度は留学したほうがいい」と勧められ、アメリカに留学先となる分校がある武庫川女子大学(西宮市)なら安心して留学できると思い、進学を決めた。
現在は2回生で、昨年9月から4か月間、留学を経験。留学当初は、自分の英語が理解されるのか不安に思っていた。しかし、実際に現地の人と会話してみると、ジェスチャーを使ったり、自分が知っている英語で言い換えたりして、思った以上に話せたという。わからなかった言葉はその日のうちに意味をノートにまとめて、翌日以降に積極的に使うようにした。その結果、帰国後に受けた英語能力テスト「TOEIC」で点数が約200点アップ。特にリスニングの点数を大幅に伸ばした。
留学前は何事も間違えるのが怖く、なかなか行動に移せなかったという芦谷さんだが、「海外での生活を経験したことで、失敗を恐れずにとりあえずやってみようと、考え方を変えるようになった」と自信をのぞかせる。
子どもが大好きで、将来は小学校の教師をめざしている芦谷さん。「これからも自分から行動することを大事にし、新しいことにどんどんチャレンジしていきたい」と笑顔で話した。

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