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自治体の皆さまへ

市長室だより 地域の“きずな”で災害に強いまちを

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兵庫県宍粟市

立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いています。皆さま元気でお過ごしでしょうか。元日に能登半島を襲った大地震は、発生後1か月半以上が経過する現在においても、被害の全容がつかめないほどの大惨事となっています。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々のご家族の皆さまに心よりお悔やみ申し上げます。
被災地では現在も多くの方が厳しい寒さの中、避難所生活を続けられており、長期化することも予想されています。一日も早く復興への一歩を踏み出されることを強く望むものであります。現在、被災地には義援金をはじめ人的・物的支援が全国から届けられています。
兵庫県では石川県珠洲(すず)市を支援することとしており、県と市町が一体となって全力で取り組んでおります。宍粟市におきましても県の要請を受け、2月3日に家屋被害認定調査にあたる職員を、8日に避難所支援を行う看護師を派遣しました。16日からは応急給水支援に職員を派遣し、今後も避難所運営業務などにあたる職員を中長期にわたり順次派遣することとしています。
大規模な災害が頻発する日本にあっては、災害がいつどこで起こるかわかりません。常日頃から災害に備えることの重要性や、有事の際には、自分の命は自分で守ることを基本としながらも、地域の“きずな”による支え合いや助け合いが非常に大切であると改めて感じました。
これからも地域で連携を図っていただき、皆さまとともに災害に強いまちをめざしたいと思いますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。春は近づいておりますが、まだ寒さが続きますので、お体には十分に気を付けていただき元気にお過ごしください。

宍粟市長 福元晶三

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