寒さもようやく和らぎはじめ、日ごとに春めいてまいりました。皆さま、元気でお過ごしのことと思います。
能登半島地震の発生から2か月以上が経過しました。被災地では今もなお、多くの方々が避難所生活を余儀なくされております。宍粟市では兵庫県と一体となって人的支援を行っており、おおむね1週間で交代しながら、被害家屋調査、避難所運営支援、応急給水業務などに従事する職員を2月末までに18人派遣しました。
被災地に赴いた職員によりますと、断水や道路の寸断などが続いており、まだまだ厳しい状況にあるようです。こうしたなか、「被災された皆さまに寄り添いながら活動を行ってきた」と報告を聞き、大変頼もしく感じました。被災された皆さまが一日も早く元の生活に戻られるよう、これからも中・長期にわたり、できる限りの支援を行いたいと思います。市民の皆さまにはご理解とご協力をよろしくお願いします。
さて、3月は卒業シーズンです。先月末には市内3校の高校で卒業式が行われ、今月に入り、小中学校、幼稚園、保育所、こども園で順次卒業・卒園式が行われています。それぞれのステージに向かって歩み出した皆さんを宍粟市は全力で応援しています。また、そんな皆さんに負けないように、引き続き魅力あふれるまちづくりにまい進してまいります。
季節の変わり目を迎えました。年度末で何かとご多用とは思いますが、ご自愛いただき元気にお過ごしください。
宍粟市長 福元晶三
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