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しそうトピックス

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兵庫県宍粟市

■“シソラミチ”みんなが集う場所に 山崎インター歩行者通路リニューアル完成祝う
山崎インターチェンジ歩行者通路のリニューアルが完成し、3月23日に市役所で記念式典が開かれました。
式典には制作を担当した美術作家の植田志保さん(本紙写真中・一宮町出身)やネクスコ西日本福崎高速道路事務所の田村道昭所長(本紙写真左)のほか、市長や地元関係者らが出席し、完成を祝いました。
老朽化や照明が少なかったことから「暗くて、怖い」といったイメージがあった同通路。市民などから集まった意見をもとに、植田さんが宍粟の風景も織り交ぜながら、色とりどりの風景に仕上げました。通路の愛称は「シソラミチ」。植田さんは「みんなが集う場所になれば」と願います。

■春が旬の葉わさび味わう 土万ふれあいの館で「わさび寿司祭り」
山崎町土万地区で収穫された葉わさびを味わえる「わさび寿司祭り」が3月24日、土万ふれあいの館で開かれました。
この祭りは平成20年から始まり、今年で16回目。当日は春が旬の生の葉わさびや葉わさび寿司、ジビエ、自家製ドーナッツなどが販売されました。葉わさび寿司は同施設で朝の4時半から作り始め、約1300本用意。あいにくの雨でしたが、ほぼ完売となりました。土万地区自治会長の西嶋収一さんは「今後も継続していきたい。来年は2日間開催して、もっとにぎやかにする」と意気込みます。
葉わさびの販売は5月頃まで。

■J-クレジットの取引など 豊中市と宍粟市がSDGs推進で協定
大阪府豊中市と市が3月26日、SDGsの推進に向けた森林環境分野での連携協定を締結しました。両市は2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を宣言しています。
協定には、市が進める「J-クレジット」事業において、市内の二酸化炭素吸収量をクレジットとして発行し、市域のほぼ全域が市街化している豊中市が、それを買い取ることで自市の二酸化炭素排出量と相殺する「カーボンオフセット」に取り組むことなどが盛り込まれています。協定式で豊中市の長内(おさない)繁樹市長は「今後、他分野でも親交を深めていければ」と話しました。

■波賀新拠点が供用開始 関係者ら完成祝う
行政窓口や生涯学習施設、図書室などの機能が集約された「波賀市民協働センター」の完成記念式が3月31日、同施設で開かれ地域住民や市の関係者など約60人が完成を祝いました。
式では福元市長が「賑わいの創出や市民交流の場として、地域に愛される拠点になってほしい」とあいさつ。続いて同施設の工事概要や愛称「はがてらす」の紹介、テープカットなどが行われました。

■山崎町の本家門前屋 国登録有形文化財へ
国の文化審議会が3月15日、山崎町の酒蔵通りにある「前野家住宅(本家門前屋)」を国の登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申しました。
本家門前屋は江戸時代末期に建てられたとされ、酒造業を営んできました。今回はその主屋(写真)と土蔵、さらに大正9(1920)年に建てられたとされる西蔵が登録対象となりました。市内の国登録有形文化財は、中門前屋主屋に続き、2か所目となります。

■園舎との別れ惜しむ 山崎幼稚園・城下幼稚園、城東保育所 閉園・閉所式
山崎幼稚園・城下幼稚園と城東保育所が3月でその役目を終え、それぞれ卒園や終了の式と同日に閉園・閉所式が行われました。
山崎幼稚園は大正10年に、城下幼稚園は昭和29年に開園し、山崎幼稚園は園舎の老朽化で令和3年度から城下幼稚園に移転。城東保育所は昭和51年の開所で、これまでに3園所あわせて1万5192人が巣立ちました。
3月21日の山崎幼稚園・城下幼稚園の閉園式で、中田満子園長は「両園に関わっていただいたすべての人に感謝したい」と述べ、園児たちが園旗を市長に返還した後、両園の園歌を歌い、最後は「幼稚園ありがとう」の言葉とともに風船を飛ばしました。
26日の城東保育所の閉所式では、福本由紀所長が「保育所の使命が終わるのはさみしいが、子どもたちの心豊かな成長を願う」とあいさつし、開所時からの思い出をスライドショーでふり返った後、園児たちの歌で式を締めくくり、くす玉割りと風船飛ばしが行われました。
長い歴史をもつ3園所の式典には、園児とその保護者のほか、縁のある地域住民も参加し、思い出の詰まった園舎との別れを惜しみました。

■伊和高生が発酵食品とジビエでメニュー考案 調理実習でカレー、ハンバーガーなど
伊和高校の1年生が3月6日、「総合的な探求の時間」で実施するカリキュラムの一環で、発酵食品とジビエを用いた調理実習に取り組みました。生徒たちは1年間、「宍粟と発酵」をテーマに座学と実習を重ね、総まとめとして発酵食品とジビエを組み合わせたランチメニューを考案。
この日、実際に調理し、鹿ミンチ肉を使ったカレーやハンバーガー、パスタのほか、酒かすや味噌、三尺キュウリのはじまり漬けなど地元の発酵食品をふんだんに使ったオリジナルメニューを完成させました。瀧川翔さんは「宍粟のことをたくさん知ることができ、勉強になった」と話しました。

■宍粟警察と市が特殊詐欺の被害防止で協定
宍粟警察署と市が3月18日、特殊詐欺の被害防止に関する協定を締結しました。
協定は、市内の65歳以上で、過去に架空請求詐欺や還付金詐欺などの詐欺被害に遭った人、被害に遭う恐れのある人、またそれらの家族に対して、市が同意を得たうえで個別に被害防止の啓発や注意喚起を行うというものです。同署が被害者や被害に遭う恐れのある人を把握した場合に、本人の氏名や住所などを市へ連絡。市の担当者が関係機関と連携し、業務を通じて本人などへ注意を促します。
協定式で三浦保志署長(本紙写真左)は「被害防止をより実効性の高いものにしていく」とし、福元市長は「警察と一体となって、市民の安全を守る」と述べました。

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