■災害時の避難所利用などで宿泊施設や道の駅の運営事業者と市が協定
市内で宿泊施設や道の駅を運営する3事業者と市が6月17日、災害時における施設の避難所利用などに関する協定を締結しました。
協定では災害が発生した場合に、市から要請を受けた事業者が宿泊施設を避難所として開放したり、飲食物や物資を提供したりし、被災者の生活支援につなげます。
協定を結んだのは山崎町で宿泊施設を運営する有限会社伊沢の里、一宮町で道の駅を運営する播磨いちのみや株式会社、波賀町で宿泊施設や道の駅を運営する宍粟メイプル株式会社の3社です。
協定式で福元市長は「災害への備えが強化され、市民の安心安全につながる」と期待しました。
■裸足で田んぼに入って大興奮 一宮北小と一宮北こども園の児童らが合同で田植え
一宮北小学校の児童と一宮北こども園の園児が合同で6月7日、同小学校近くの水田でもち米の苗の田植えを体験しました。
児童らは裸足で田んぼへ入ると「冷たい」「ぬるぬるする」などと興奮した声を上げながら一列に並び、水田に張られたロープの目印を頼りに一斉に苗を植え付けていきました。
田植えは年齢や学年で分かれた3つのグループが順に行い、年長の児童が低年齢の園児をサポートしました。植え付けた苗や水田は地元農家からの提供で、小学校によると児童らは収穫時期に稲刈りや脱穀も体験する予定で、自ら収穫したもち米は各家庭で味わいます。
■自転車で道路脇に転落の男性を救助 山崎東中の1年生4人に「のじぎく賞」
自転車で道路脇に転落した男性を助けたとして、山崎東中学校1年の鎌田結羽(ゆう)さん、小坂禅さん、山下寛人さん、横尾翔和(とわ)さんが兵庫県の善行賞「のじぎく賞」を受賞し、宍粟警察署で三浦保志署長から賞状が贈られました。
同署によると、4月18日に4人が登校中、100メートルほど先で自転車に乗っていた40代男性が道路脇の斜面に転落したのを鎌田さんが目撃。4人は倒れている男性に声をかけ、騒ぎを聞いて様子を見にきた近隣住民に頼んで通報し、駆けつけた警察官に状況を説明しました。男性は軽傷。
賞状を受け取った横尾さんは「人助けができてよかった」と話しました。
■5年ぶりに復活宍粟牛まつり
宍粟牛のグルメが味わえる「宍粟牛まつり」が6月8日と9日の2日間、道の駅みなみ波賀で開かれました。新型コロナなどの影響で5年ぶりの開催。
会場には宍粟牛の串焼きや焼うどんなど多彩なメニューが並び、開店前から来場者で長蛇の列ができていました。山崎町から訪れた田中渉(しょう)さんは「初めて食べたが宍粟牛の味は魅力的。来年も来たい」と笑顔でした。
■千種でフリマ開催 地元で交流楽しむ
千種町商店街の大通りに面する交流広場「栄々人来(ええとこ)」で6月25日、「ええとこフリマ」が開かれ、地元住民らが参加しました。
千種のまちづくりに取り組む団体「千種まちづくり推進委員会」が主催するこのイベントは今回が5回目。地元住民らが手作りした革製品や総菜などが並びました。
参加者らは「みんなで集まるのが楽しい」と笑顔で話しました。
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