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新病院整備 基本設計を見直し 変更後の事業費と収支計画は(2)

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兵庫県宍粟市

■変更後の事業収支計画
基本設計見直し後の事業費などをもとに、新病院開院後10年間の事業収支シミュレーションを行いました。
開院後の事業収支を前回の市民説明会時点(図2)と比較すると、見直し後(図3)は10年間で純損益(※1)が37.6億円悪化し、単年度資金収支(※2)が31億円悪化する見込みです。
純損益や単年度資金収支が悪化する要因は、建設事業費の増加に伴う減価償却費(※3)や借り入れる資金の元利償還金の増加のほか、借入先の貸付利率の見直しや光熱水費・委託費の上昇などによるものです。

▽図2 純損益と単年度資金収支の推移
A 前回の市民説明会時点(R5.2)

(単位:千円)

▽図3 純損益と単年度資金収支の推移
B 現時点(見直し後)(R6.6)

(単位:千円)

※新病院の開院は前回の市民説明会時点から1年延期となり令和10年3月となる予定です。

◆新病院の経営に支障は?
新病院の経営について、純損益と単年度資金収支は悪化するものの、開院時点で20.7億円の総合病院が保有する現預金は、開院後10年目の令和19年度で3.9億円減って16.8億円を保有している見込みです。資金は減少する見込みですが、資金不足に陥る恐れはなく、新病院の経営に支障が生じることはありません。

◆用語解説
※1 純損益…事業年度における総収益と総費用との差額
※2 単年度資金収支…各年度における現金の収支を伴わない減価償却費などを除いた自己資金の状況
※3 減価償却費…固定資産の購入額を耐用年数に合わせて分割し、事業年度ごとに計上する費用

■新病院整備「市民説明会」7月22日から中学校区単位で開催
基本設計の見直し内容や事業費、事業収支計画に関する市民説明会を次のとおり中学校区単位で開催します。参加受付は当日、会場で行います。

◇開催日程

◇時間
各会場とも19時~(受付18時30分~)

◇その他
参加は1人1会場限りです。どの中学校区でも参加可能ですが、定員の関係でできる限りお住まいの中学校区でご参加ください。また、病院公式サイトでは新病院整備事業に関するこれまでの経緯や進捗情報のほか、「地域を守るための医療と宍粟総合病院の役割」と題して宍粟総合病院の佐竹院長が講演した動画を公開しています。

・これまでの経緯などくわしくはコチラ
・佐竹院長の講演動画はコチラ
※二次元コードは本紙をご覧ください。

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