■高校総体カヌー競技で7位入賞 伊和高3年の梅原さんが市長を表敬
8月に大分県で開催された「令和6年度全国高等学校総合体育大会」のカヌー競技で入賞を果たした梅原歌月(かづき・伊和高3年)さんが、福元市長を表敬訪問しました。
梅原さんは男子スプリントのカヤックシングル200メートルと500メートルの2種目に出場。200メートルでは惜しくも決勝を逃したものの、500メートルでは「ラストスパートに磨きをかけてきた」という言葉のとおり後半に力を出しきるスタイルで決勝に進出し、7位入賞しました。
10月の「第78回国民スポーツ大会」(佐賀県)にも出場する梅原さんは「強い選手と競えていい経験になった。次は3位以内をめざす」と意気込みます。
■地域の購買店跡を活用 波賀に情報発信拠点がオープン
この春、波賀町で地元住民が中心となって立ち上げた購買店「にこにこマート」がはがてらす内に移転。その建物跡を活用して、情報発信拠点「HAGA Informaton Center」(ハガ インフォメーションセンター)がオープンしました。
同センターは波賀町を拠点に活動する地域おこし協力隊の広瀬和磨さんや同町の出身者などが共同で運営。地域情報を発信しながら地元の米を使用した“おにぎり”の販売や「HAGA TOWN」のロゴが入ったTシャツなどの商品開発に取り組み、波賀町のブランド化をめざします。
同センターの営業は毎週金~火曜日10時~17時。
■千種中生が鉄穴流し体験
千種中学校の8年生(中2)8人が8月20日、同校でたたら製鉄の工程「鉄穴(かんな)流し」を体験しました。
鉄穴流しは土に混じった砂鉄を水の流れを利用して分離し採集する方法で、作業を繰り返して砂鉄の純度を高めると良質な鉄が生成できるといわれます。
今回は地元住民のほか、昨年体験した同校の9年生(中3)指導のもと、生徒らは木のレールに入れた土を水で流し、残った砂鉄を磁石で集める作業を慎重に行っていました。
体験を終えた瀧本芽依(めい)さんは「先輩との作業は楽しかった。もっと時間をかけて砂鉄の純度を高めたかった」と話しました。集めた砂鉄は乾燥させ、今秋の製鉄実習に利用されます。
■夏夜に大輪咲く 波賀花火大会
「はが祭り・第51回波賀花火大会」が8月16日、波賀総合スポーツ公園で開かれ、夏の風物詩を楽しもうと来場した地域住民などで賑わいました。
会場には唐揚げやラーメンなどの夜店が並んだほか、祭りの終わりには約450発の花火が打ち上げられ、波賀町の夜空を彩りました。大輪が空に浮かび上がると、観客は盛んに拍手を送って夏の夜を楽しんでいました。
■伊和校出身者も出場 関西学生カヌー選手権
「第60回関西学生カヌー選手権大会」が8月8日~12日の5日間、音水湖カヌー競技場で開催されました。
西日本の大学12校208人の選手が集結し、伊和高校カヌー部のOBも2人出場しました。個人戦のほか大学対抗のチーム戦が行われ、選手らは優勝をめざし、力を尽くしました。
大会後に一宮町出身の西山響さんは「今後も成長した姿を地元で見せられるよう頑張りたい」と話しました。
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