■たからづかデジタルミュージアムへようこそ
宝塚市は、昭和29(1954)年4月1日に誕生し、来年4月で70周年を迎えます。中央図書館市史資料室には、市の歴史を物語る資料が数多く保管されています。本市ではそれら貴重な郷土資料228点をデジタル化し、スマートフォンやパソコンなどから閲覧できるウェブサイト「たからづかデジタルミュージアム」を公開。デジタルミュージアムを通して、宝塚の歴史・文化を感じてもらい、皆さんのまちへの愛着につなげることを目指します。
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■絵はがきで宝塚の近代史をめぐる
明治後期~昭和20(1945)年ごろまでに発行された市に関する202枚の絵はがきを掲載。デジタルミュージアムでは、高精細の画像を拡大縮小できるほか、それぞれの絵はがきの解説を見ることができます。
昭和5(1930)年、中州に開館した宝塚会館。「東洋一の大舞踏殿堂」と称された尼崎のダンスパレスと並び、国内初のダンスホールです。昭和33(1958)年にダンスホールとしての役目を終え、宝塚映画製作所の資材置き場として活用された後、解体されました。
◇ちょこっと豆知識
公開している絵はがきは、宝塚旧温泉で「泉山楼(せんざんろう)」という旅館を営んでいた福井氏から、宝塚市に寄贈された「福井家絵はがき」です。
■近世絵図で江戸時代の暮らしを覗く
平成27(2015)年に市指定有形文化財に指定された絵図14点と付属文書2点を公開。絵図には江戸時代の市域が記され、当時の生活をうかがうことができます。デジタルミュージアムでは、くずし字を活字化して、何が書かれているか読み取れます。
◇ちょこっと豆知識
当時の人々は、この絵図を囲みながら大雨や河川の氾濫への対策について話し合っていました。
■360度パノラマでモダンな西洋スタイルの生活を体験
桜ガ丘にある「旧松本邸」は国登録有形文化財で、ひょうごの近代住宅100選にも選定。建物内部と外観を360度解説付きで見ることができます。
◇ちょこっと豆知識
神戸を拠点に貿易業を営んでいた土井内蔵(どいくら)氏の邸宅。2008年公開の映画「火垂(ほた)るの墓」のロケも行われました。普段は非公開ですが、毎年春と秋に特別公開しています。
■市の歴史を実際に見て学ぶ!
◇宝塚学検定セミナー宝塚まち歩き「逆瀬川周辺を歩こう!」
日時:12月2日(土)10時~正午
場所:阪急逆瀬川駅からくり水時計前集合
料金:500円(高校生以下無料)
定員(先着):90人
対象者:小学生以下は保護者の同伴必須申
問合せ:11月6日(月)10時から市文化財団へ
【電話】85・8844【FAX】85・8873
◇秋の旧松本邸公開
日時:11月6日(月)~12日(日)10時〜16時
内容:ミニコンサートやワークショップなどのイベントもあり。詳細は二次元コード(本紙参照)から
◇館内解説
日時:
・11月6日(月)・8日(水)11時、14時
・11月10日(金)・12日(日)14時
定員(先着):各回15人(予約不要)
問合せ:中央図書館市史資料室
【電話】85・0648【FAX】81・0598
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問合せ:中央図書館市史資料室
【電話】85・0648【FAX】81・0598
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