文字サイズ
自治体の皆さまへ

上下水道だより

35/45

兵庫県宝塚市

■令和4(2022)年度 水道事業会計の決算概要
◇4年連続の赤字、損失拡大、厳しい経営状況が継続
令和4(2022)年度は、43億7,424万円の収入に対し、48億4,110万円の支出となり、4億6,686万円の純損失となりました。前年度と比べ1億3,317万円の損失拡大となり、厳しい経営状況が続いています。
収入は、前年度と比べ人口減少などにより水道料金が4,190万円減少(※)、また、新たに水道管を引き込む時などに利用者が支払う分担金が2,376万円減少するなどしました。支出は、電力料金の高騰により動力費が5,895万円増加、川下川ダムの渇水により受水費が6,835万円増加するなどしました。
今後は配水池などの施設の統廃合を進め、引き続きコスト抑制に努めます。また、AIを活用した効率的な管路の更新、耐震化に取り組みます。
(※)令和4年度水道料金に減免額を加えた場合の比較

■令和4(2022)年度に実施した主な事業
◇水道管路の耐震化・更新事業
伊孑志2丁目など、老朽化した水道管路の耐震化・更新を実施しました。水道管路は長期サイクル(約80年)で順次更新していきます。

◇小浜浄水場休日夜間等運転管理業務委託
小浜浄水場の休日夜間等運転管理、巡視および小浜浄水場区域内にある配水池などの遠方監視業務を民間委託しました。

◇新庁舎整備事業
上下水道局は新たに整備した市役所第二庁舎に移転しました。2階建ての鉄筋コンクリート造で、耐震性が向上したことにより、災害時の業務継続性が強化されました。

◇配水池統廃合事業
新北畑加圧所を整備するため、基本設計を実施しました。生瀬浄水場ポンプ設備、旭ガ丘加圧所、北畑加圧所を廃止し、新北畑加圧所に集約します。設備の集約により、運転費用および将来の更新費用を抑制します。

問合せ:経営企画課
【電話】77・2104【FAX】72・5381

■水道メーターの法定取り替え
水道メーターは、法律で有効期間が8年と決められており、地域ごとに取り替えています。12月の取替対象地区は右記のとおりです。対象者には事前に取り替え予定日などを記載したお知らせを投函します。都合の悪い場合はお知らせに記載している委託業者に連絡をお願いします。

実施期間:12月5日(火)~25日(月)
対象地区:花屋敷松ガ丘、花屋敷荘園、花屋敷つつじガ丘、ふじガ丘、長尾台、雲雀丘山手、雲雀丘、南ひばりガ丘、平井、平井山荘、山本台、山本東、山本中、山本西、山本南、川西市満願寺町、中筋、中山寺

問合せ:お客さまセンター
【電話】73・3988【FAX】73・6288

■水道水フッ素およびその化合物検査結果
いずれも水質基準を満たしており、安全です。

単位:mg/リットル、厚生労働省の水質基準は0.8mg/リットル以下です

問合せ:浄水課(水質検査室)
【電話】83・6940【FAX】83・6941

■水道水の有機フッ素化合物(PFAS(ピーファス))について
上記の「水道水フッ素およびその化合物」は自然由来であるのに対し、有機フッ素化合物(PFAS ※1)は人工の化合物です。
水道水においては、有機フッ素化合物のうち、PFOS(ピーフォス)(※2)、PFOA(ピーフォア)(※3)の2物質が令和2(2020)年4月から水質管理目標設定項目(※4)に設定されました。本市では両物質の検査結果を公表し、暫定目標値を下回っていることを確認しています。今後は井戸水源を減量するなど、さらに両物質の低減に努めます。PFOS、PFOAに関する基礎情報、検査結果は市HPをご覧ください。

(※1)数千種類の有機フッ素化合物の総称。安定性が高く、分解されにくい性質を持つ物質。
(※2・3)撥水剤、泡消火剤などに利用されてきた有機フッ素化合物を代表する物質。
(※4)水道法で規制基準のある水質基準項目ではなく、水質管理において留意すべき項目。PFOSとPFOAについては、両物質合わせて暫定目標値50ng/Lが設定されています。

問合せ:お客さまセンター
【電話】73・3988【FAX】73・6288

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU