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自治体の皆さまへ

市立病院だより~市民の健康といのちを守ります~

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兵庫県宝塚市

■診療科間で連携して患者さん中心の医療を提供しています
◇消化器内科
医師11人。最新の内視鏡装置を導入し、より精緻な画像と医師の技術力で消化管、肝臓、胆道、膵(すい)臓領域の診断・治療を行っているほか、24時間、緊急内視鏡を実施できる体制を整えている。

診療部長 兼 消化器内科主任部長
兼 消化器内視鏡センター長
兼 超音波センター長
田中 弘教(ひろのり)

◇外科
医師9人。関西で最初に腹腔鏡手術を開始した歴史がある。悪性、良性を問わず消化器外科全般の手術に対応している。経験豊富な医師が多く、外科専門医、消化器外科専門医、内視鏡外科の技術認定医の在籍人数は全国平均を上回る。

副院長 兼 外科主任部長
兼 患者サポートセンター長
岡田 敏弘

Q:両科はどのように連携していますか?
田中:例えば、早期胃がんの場合は消化器内科で内視鏡治療をしますが、進行胃がんの診断がついた場合は外科で手術をします。緊急手術が必要な場合でも外科のしっかりとしたバックアップを受け両科で力を合わせています。

岡田:胃がん、大腸がん、胆石、ヘルニアなどの予定手術や、多い時で週に4、5例ある虫垂炎や急性腹膜炎などの緊急手術の場合も密な連携ができています。おかげで予定手術の待機期間は短いと思います。

田中:週に一度、両科が合同でカンファレンス(患者さんの情報を共有し、今後の方針を話し合う場)を行い、悩ましい症例の治療方針を検討しています。

Q:院内の他の診療科と連携することはありますか?
岡田:よくあります。近年、抗がん剤の効果がとても良くなっているのですが、高度進行がんの治療の際に、腫瘍内科での抗がん剤治療で腫瘍が小さくなり、その後外科で手術ができるようになった症例がありました。その他の診療科とも同じように連携ができています。

Q:大学病院と連携することもありますか?
岡田:あります。兵庫医科大学病院の肝・胆・膵外科主任教授の廣野医師が週1日外来に来てくれます。肝臓、膵臓、食道や高難度の直腸がんは大学で手術し、術後の経過観察を当院で行っています。

田中:消化器内科も廣野医師に相談することがあり、手術適応かどうかの判断も非常に早いのでとても信頼しています。

Q:最後に一言
岡田・田中:患者さんに無駄な時間が生じることがないように、消化器内科と外科はお互いに補完し合い、他の診療科とも協力し合って治療にあたっています。

■12月1日から面会時間などを変更します
面会時間:平日14時〜17時、日曜日15時〜17時(土曜・祝日は面会なし)
※年末年始(12月29日(金)〜1月3日(水))は、1月2日(火)14時〜17時のみ
面会者:家族・同居者のみ(中学生以上、1日1回2人まで)

■エフエム宝塚(83.5MHz)「市立病院の得した気分!」
日時:12月9日(土)17時20分~17時50分
(再)12月10日(日)19時~19時半
テーマ:診療科間で連携して患者さん中心の医療を提供しています
出演:
・外科主任部長 岡田 敏弘
・消化器内科主任部長 田中 弘教

■がんサロン「セキレイ」(対面式とZoomの同時開催)
がん患者同士の不安や悩み、体験を話す交流の場です。
日時:12月20日(水)15時~15時40分
場所:がん診療支援センター(現地参加は予約不要。開始10分前までに直接会場へ)
対象者:がん治療中の人とその家族(当院を受診していない人でも参加可能)

問合せ:同センター
【電話】87・1161

問合せ:市立病院
【電話】87・1161【FAX】87・5624

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