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■令和4(2022)年度の介護保険運営状況
介護保険制度は、支援・介護を必要とする高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくための制度です。介護保険事業の詳細は市ホームページに掲載しているほか、介護保険課で資料を配布しています。

◇高齢者人口・要介護(要支援)認定者の推移
令和4年度末時点で、市の65歳以上の高齢者は、全人口の28.6%(65,721人)でした。このうち、75歳以上が半数以上(37,283人)で、要介護や要支援の認定を受けた人は14,081人でした。
令和7(2025)年には市の65歳以上の高齢者人口は6万6千人を超え、このうち75歳以上の人口が4万人に達することから、要介護(要支援)認定者数も増加する見込みです。

◇介護サービス利用者と介護給付費は年々増加
介護給付費は、約50%が65歳以上の人(第1号被保険者)と40～64歳の人(第2号被保険者)が支払った保険料で、残りの50%が国・県・市の公費で賄われています。
令和4年度の介護給付費(図1)は、約196億3,864万円で、毎年1～3%ずつ増加しています。また、介護給付費の支出内訳(図2)は、訪問介護や通所介護など居宅介護サービスが最も多く約114億2,014万円、次いで特別養護老人ホームや介護老人保健施設など施設サービスが約52億1,171万円でした。介護サービス利用者と介護給付費は今後も増加すると見込んでいます。介護保険事業を安定的に運用していくために、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

(図1)令和4年度の介護給付費の財源構成

(図2)介護給付費支出内訳の推移

問合せ：介護保険課
【電話】77・2136【FAX】71・1355