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自治体の皆さまへ

市立病院だより

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兵庫県宝塚市

~患者さんに寄り添い、地域から信頼される病院になります~

■新病院建設・整備に向けて第一歩を踏み出します!
病院長 兼 外科主任部長 岡田 敏弘
1988年兵庫医科大学卒業。同大学第1外科(現・肝胆膵(すい)外科)で24年間、当院で7年間、大学院での研究や民間病院での勤務などを経て、2020年に当院の診療部長兼外科主任部長として赴任。2023年より副院長、外科主任部長および患者サポートセンター長を務め、4月より現職。専門は内視鏡外科手術(消化器・一般外科)。

市民の皆さま、明けましておめでとうございます。
4月より病院長を拝命し、10カ月目を迎えました。今年度の大きな病院目標のひとつである「経営収支の改善」については、市民の皆さまや地域の医療機関の皆さまの支え、当院職員の努力もあり目標の達成に近づいてきており、関係各位には大変感謝申し上げる次第です。

あわせて、当院は建物の老朽化に伴う、新病院建て替えに向け取り組んでいます。各建設候補地を調査・分析した結果を踏まえ、熟慮の末に新病院の建設地を現地での建て替えに決定しました。今後は2031年度の開院に向け、基本計画・設計・建設を進めてまいります。なお、建設工事開始の2027年以降も、現病院で入院・外来医療を通常通り継続します。工事期間中は一部動線の変更などご不便をおかけしますがご了承ください。

さて、今年は「2025年問題」が注視されています。これは、1947~49年生まれのいわゆる「団塊の世代」が全員75歳以上を迎え、国民の5人に1人が後期高齢者となることで深刻な影響を及ぼすことを言います。医療職・介護職の人材不足や高齢者の増加により社会保障費が膨らむ反面、労働力人口が減少することで税収が減り、医療や介護に必要な財源を確保できなくなるなどの難題が私たちに突きつけられます。

これら地域の高齢化問題に対処し、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるように、本市では「地域包括ケアシステム」を相談しあう「3つの若葉(医療・介護・福祉)を育てる会」が10年前から運営されています。医療・介護・福祉に関わる市や市医師会をはじめとした20団体から多職種が集まり、高齢者ケアなどに対してより実践的な話し合いが継続的に行われ、「高齢になっても住み続けたい街・宝塚」を目指して活動しています。

当院は、昨年新たに掲げた病院理念「患者さんに寄り添い、地域から信頼される病院になります」を旗印に、今後も職員一丸となって努力して参りますので、引き続きご支援いただきますようよろしくお願いします。

■エフエム宝塚(83.5MHz)「市立病院の得した気分!」
日時:1月11日(土)17時20分~17時50分
(再)1月12日(日)19時半~20時
テーマ:新病院建設・整備に向けて第一歩を踏み出します!
出演:病院長 兼 外科主任部長 岡田 敏弘

■がんサロン「セキレイ」(対面式とZoomの同時開催)
がん患者同士の不安や悩み、体験を話す交流の場です。
日時:1月15日(水)15時~15時45分
場所:がん診療支援センター(現地参加は予約不要。開始10分前までに直接会場へ)
対象者:がん治療中の人とその家族
(当院を受診していない人でも参加可)

問合せ:同センター【電話】87・1161

問合せ:市立病院
【電話】87・1161【FAX】87・5624

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