■人と人のつながり
自分と同じ子育てしている人と接することで悩みや経験を共有し、新しい発見があるかもしれません
新型コロナウイルス感染症がインフルエンザなどと同じ第5類に移行したことで、コロナ禍前の日常に戻りつつあります。一方で、同感染症の拡大で人と人との距離が遠くなりました。
今は、インターネットの普及で情報はすぐに得られ、また欲しいものは簡単に購入でき、すぐに送られてくる時代。外出しなくても不便さは無いかもしれません。子育てにおいても、子育て中の「どうすればいいのか、分からない」「イライラしてしまう」などの疑問や感情も、SNSなどを通じて解消できることもあります。
実際に人と接するとどうでしょうか。気を遣う、話を合わせなければならないなどの煩わしさもあるかもしれません。しかし、子育て中の困りごとだけではなく、喜びや楽しみなどの思いや経験を共感・共有することができます。また、自分自身が子育てによって成長していることに気付いたり、一人ではないことを感じられたりすることもあります。人と関わらなくても不便さを感じにくい時代ですが、改めて人と人とのつながりの大切さに目を向ける必要があるのではないでしょうか。
現在、市内の地域の子育て支援拠点などは、通常通り開所しています(本紙の2次元コードから確認できます)。
まずは、自分の近くで子育てする人が集まる場所に足を運んでみませんか。
問合せ:こども若者相談センター
【電話】072-740-1248
<この記事についてアンケートにご協力ください。>