■心の持ち方 Vol.1
「心の持ち方」を意識して自分の機嫌を良く保とう
今回は、私がお勧めする「心の持ち方」を紹介します。誰でも短所はありますよね。できれば正視したくない部分かもしれません。
短所も見方を変えると長所にもなることを知っていますか。娘は「神経質で融通が利かない」と自分に足りないところばかりが目について、辛い時期があったと言います。気にしないようにしても気になってしまう自分を責めてしまうことも。短所を補う努力も大切ですが、自分の良さに焦点を当てることも大切です。そこで、性格を無理に変えようとせず、見方を変えることにしました。「よく気が付く」「深く考える」など、性格の良い面を意識することができるようになった娘は、生き方や考え方がポジティブになったと喜んでいます。これは性格だけの話ではなく、毎日の生活で生かせるんですよ。
うれしくない出来事が起こったとしても、「心の持ち方」次第でいろいろな解釈ができます。楽しみにしていたランチのオムライスが売り切れだった場合、あなたはどう感じますか。「食べたかった料理が食べられなかった」と言うか、「別の料理を食べてみるいい機会だ」と喜べるか。小さなことですが、自分の機嫌を良く保つこつでもあります。他人の考えと事実が変わらないのなら、自分の考えと事実の受け取り方を変えてみましょう。「心の持ち方」を意識して、思いがけない偶然を上手に生かして生活できると、ストレスが減って毎日が楽になりますよ。
(会話の泉事務局長コミュニケーション・サポーター横山由紀子)
問合せ:人権推進多文化共生課
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