教育の在り方を定める「教育大綱」。策定に向け、6〜7月に、市長と教育長らが市内の全中学校と、特別支援学校を訪問し、児童・生徒と、学校生活について意見交換しました。
それらを踏まえ、7月22日〜8月6日、「市長と語るかわにしMeeting―学校教育のミライ」を開催。各地域の皆さんと対話しました。
■学びの形に進化
市では、4月から中学校で少人数授業を導入。英語・数学の学力定着に向け、少人数で授業を受けられる環境づくりに取り組んでいます。
参加者からの、「少人数制には賛成だが、先生によって分かりやすさなどに差が出ないような取り組みは行っているのか」と発言に対して、「教員の資質向上は重要であり、教員研修は精力的に継続的に取り組んでいる。今後も少人数制授業を充実させていくとともに、個別最適な学びと協働的な学びに努めていきたい」と石田教育長。
越田市長は「教員の教え方など、生徒の声を受けて改善していくことが大切。子どもの発言や提案で、世の中が少し変わったと実感してもらえることを、教育大綱の中で生み出せたら」と話しました。
■自転車通学を検討
対話の中では、これまで認めていない自転車通学についての意見も出ました。市長は「駐輪場建設や道路整備などの課題の他、最も懸念しているのは安全面。事故が起きない、起こさないための対策が必要。それらの課題と向き合いながら、前向きに検討していきたい」と答えました。
問合せ:政策創造課
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