■食品ロスを減らそう
◇食べ物を無駄にせず食べきることを心掛けましょう
日本では食べられるのに捨てられる食品(食品ロス)の量は、年間472万トン(農林水産省と環境省による令和4年度推計)。毎日、大型トラック(10トン車)に例えると1,293台分の食品を廃棄していることになります。そのうち、家庭から出る食品ロス量は236万トン(全体の50%)で、日本の人口1人当たり毎日おにぎり1個(103グラム)を捨てている計算となり、年間では約38キログラム相当になります。捨てられている物には、食べ残しや手つかずの食品、むきすぎた野菜の皮などがあります。
食品ロスを減らすための取り組みは、ごみの減量だけではなく、ごみを燃やす時に発生する二酸化炭素の削減や環境負荷の軽減につながります。「買いすぎない」「作りすぎない」「食材を上手に使い切る」「注文しすぎない」「食べきる」を基本に、一人一人が食べ物をより無駄なく、大切に消費するように心掛けましょう。
食品ロスについては「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標の一つである「つくる責任、つかう責任」の中で、2030年までに世界全体の1人当たりの食料廃棄量を半分にすることが盛り込まれています。
食品ロスの削減は、皆さんの家庭で今すぐ始めることができます。世界の目標達成に向けて、自分たちの暮らしから見直してみませんか。
問合せ:美化推進課
【電話】072-744-1124
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