〔Column〕参画と協働の芽

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■自分にできることをコツコツと
久代コミュニティ協議会　会計担当　橋本香代子さん

◇地域で困っている人の力になりたい
「自分一人では、こんなにも長く続けることができませんでした。地域の皆さんには本当に感謝しています」
そう話すのは、久代コミュニティ協議会の会計を担当する橋本香代子さん。橋本さんは、平成20年から同協議会の会計担当として、イベントにかかる経費や消耗品の購入など、地域活動に伴うお金の動きを帳簿に記録し、領収書の整理や保管を行っています。
以前は、栄養士として医療機関などで働いていた橋本さん。母子健康功労者として県健康財団会長から表彰された経験があります。そんな橋本さんですが、会計の仕事をした経験は一度もありませんでした。
「地域の人から、なり手がいないと相談がありました。会計事務の経験や知識はありませんでしたが、皆さんの困っている姿を見て何とかしたいと思い引き受けました。引き受けてからは、一つずつ仕事を覚えながら今も続けることができています」

◇日々の活動が評価された「りんどう賞」
橋本さんは、会計担当として同協議会を長年支え続けています。そして、活発な地域づくりに尽力したことが評価され、令和4年度に市民賞「りんどう賞」が贈呈されました。
「まさか私がりんどう賞に選ばれるなんて想像していなかったので、びっくりしました。今までは、自治会長の皆さんが受賞されているイメージでしたから。ただ、仲間と一緒に一つのことを長く続けて、地域を支えていることが評価されたのはうれしかったですね」

◇地域を支える「縁の下の力持ち」
さまざまな人が見えないところで頑張っているからこそ、地域活動ができると話す橋本さん。
「地域活動は、表に立っている人だけではなく、裏で頑張っている人もたくさんいます。そういう人がいるからこそ地域で活動することができると思います。頑張っている姿は、決して目立たなくてもコツコツと続けていればきっと誰かが見てくれる。そう信じて、私の体が動く限り、続けていきたいです」

◆届けてみませんか感謝の気持ち
祭りをはじめとする地域行事や清掃活動など、地域のために日々活動してくれている人がたくさんいます。
自分の活動が誰かの「ありがとう」につながっていると知ってもらいたい。現在、市ホームページに掲載する感謝のメッセージを募集しています(下の2次元コードからアクセス可)。
いつもあなたの当たり前を支えてくれている人に、感謝の気持ちを届けてみませんか。
※二次元コードは本紙をご覧ください。

問合せ：参画協働課
【電話】072-740-1600