■地域の活動を通して子どもを見守っていく
社会福祉協議会 ファミリーサポートセンター 協力会員 菊地由佳さん
◇無理のない範囲でできることをやる
「無理をすることなく楽しく活動しています。今後も地域の活動を通して子どもを見守っていきたいです」
そう話すのは、ファミリーサポートセンター協力会員の菊地由佳さん。主任児童委員をするなど、積極的に加茂地域の活動をしています。
「地域の子育て支援の一環でファミリーサポートがあることは知っていましたが、人の子どもを預かるのは大きな責任が伴うので見送っていました。でも、ファミリーサポートセンターの講習を受けている中で、送迎や依頼者の自宅で預かるなど、さまざまなサポートのやり方があると知り、私にもできることがあるかもしれないと思い会員になりました」
◇責任感ある活動が自分の成長につながる
令和5年12月ごろに会員として活動を始めた菊地さん。現在は、小学生の子どもを担当し、学校から家までや、学校から習い事までの送迎をしています。送迎は徒歩で、活動時間は約1時間。月に10回程度行っています。
「担当しているお子さんと良い関係を築けています。もちろん、楽しいことばかりではなく、『子どもを守らなければ』という責任感は常にあります。特に徒歩での送迎は、自転車や車など危険と隣り合わせのため、安全第一を意識しています。責任感を持って活動することが危機管理能力の向上など、自分自身の成長につながっていますね」
◇「やってよかった」今後も大切にしたい活動
ファミリーサポートは、地域で子どもたちを見守り助け合う活動で、今後も地域の活動の中で特に大切にしていきたいと菊地さんは言います。もっと気軽に利用してもらうために、サポートする協力会員を増やしていくことが必要不可欠です。
「短時間ですが、子どもの成長と安全を近くで見守ることができ、地域のために役立っているとやりがいを感じています。活動を通して笑顔が増えました。今後、私のような協力会員が増えるとうれしいですね。今後も地域の活動をすることで、子どもたちを見守っていきたいと思います」
◆地域で子どもを育てるために
◇ファミリーサポートとは
市社会福祉協議会が窓口となり、子育て支援・地域で助け合いを行う有償の活動。
主な活動は、学校や習い事までの送迎、依頼者宅や子育て拠点などでの預かりです。対象は、おおむね0才~小学6年生まで。
◇協力会員を募集しています
講習を受けて安心して活動できます。隙間時間で地域の子育てをサポートしてみませんか。詳しくは市社会福祉協議会ホームページへ。
問い合わせ:かわにしファミリーサポートセンター
【電話】072-740-6800
問合せ:こども政策課
【電話】072-740-1246
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