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自治体の皆さまへ

夢の実現に向けて行財政運営は次の段階へ 未来のまちづくりにつなげます

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兵庫県川西市

※金額は全て端数を省略し、概数で表記。

■今までの行財政運営を振り返って
市はこれまで、市立川西病院の改革や市立中学校給食センターの整備などの課題を解決しながら、収支均衡をめざして、財政健全化に取り組んできました。
その結果、基金は平成30年度時点で約48億円でしたが、令和5年度には約94億円まで積み立てられました。
また、借入金である市債残高も徐々に減少。まだまだ厳しい状況ですが、財政運営は改善してきています。

■「夢」の実現に向けて次のステージへ
今後の川西市が描く夢は、総合計画(計画期間は令和6~13年度)に記されていますが、特に子どもたちに幸せを感じてもらうこと。
まずは、子どもや教育に関する施策を進めていきます。

■今後は中長期的な視点で行財政運営を実施
単に収支均衡を目的にするのではありません。短期的ではなく、中・長期的な視点で行財政運営を行います。
夢を実現するために、新たな段階へ進むときがきているのです。

◇「総合計画」とは
今後の市の方向性を定め、長期的・計画的にまちづくりを進めるための大きな指針。おおむね8年ごとに策定しています。
詳しくは市ホームページで確認してください。

■「夢」の実現に向けた行財政運営をするために
◇総合計画実施の指針「川西市新時代創造プラン」
市は、総合計画にまとめた夢を実現するために、総合計画と同じ令和13年度までの期間で川西市新時代創造プランを作成しました。
同プランでは、財政収支の見通しを踏まえ、新たな事業を行うために必要な財源と確保策を示しています。

◇夢を実現するために
物価高騰の長期化や人件費の増額で厳しい財政状況ですが、総合計画に定めた夢の実現に向けて、「校内サポートルームの充実」や「中学生の放課後学習支援」などの子ども・教育施策を始め、「障がい者雇用の推進」「介護予防・認知症対策」など、新たな事業を行わなければなりません。
これらの事業を実施するためには、新たに約11億円の財源が必要です。

◇今後に向けて
総合計画実現に向け、行政経営基本方針に基づき財源確保に努めています。「老人福祉センターと老人憩いの家の機能廃止」などを行うことで、令和7~13年度にかけて新たに約12億円の財源が確保できる見通しです。
さらに、北部地域のまちづくり事業など、今後の社会情勢の変化に対応した施策に取り組むためには、今後も財源確保を行い、プランを確実なものとする必要があります。
そのため、限られた資源を有効活用するために公共施設を集約するなど、行政サービスのさらなる見直しが必要です。夢の実現のために、市民の皆さんと一緒になって進めていきます。

問い合わせ:財政課
【電話】072-740-1130

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