市長 越田謙治郎
4月から開始する第6次川西市総合計画は、市内全14地区で私が市民と直接対話する「市長と語るかわにしMeeting」や無作為で選んだ市民による「かわにしミライ会議」などを経て策定しました。まさに対話が起点となった計画です。
印象的だったのは、市民参画型の企画に、多様な人に参加いただいたことです。障がいを抱えた人やそのご家族など、当事者としての発言をまち全体の課題とし、私や多くの参加者と共有することができました。
また、赤ちゃんを抱いたおとなが、子どもたちの未来について話し合う様子や、高校生などが勇気を出して発言する姿は、川西の未来に大きな期待を抱かせるものでした。
対話は、政策形成の過程であり、政策を実現するための一つの手段です。単に要望を伝えるだけではなく、参加者が異なる意見にも耳を傾け、議論し歩み寄る。それが市として一つの答えを出すきっかけとなります。
今回の策定プロセスは、今まで、まちづくりに興味があっても参加できなかった人にとって、一歩を踏み出す機会になったと思います。一人でも多くの人に、今後、まちづくりのプレーヤーになっていただくことを期待しています。
市民の皆さんと一緒に作った計画です。共に「心地よさ息づくまち川西」を実現していきましょう。
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