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〔Column〕総合医療センターの今

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兵庫県川西市

■チーム一丸となって地域医療を守る

市立総合医療センター 救急科部長 救急科医師 宮崎克彦さん

○患者さんの救命を第一に考える
「患者さんの救命を第一に考え、いつも行動しています」
そう話すのは、市立総合医療センターの救急科の部長である宮崎克彦さん。
同科では、市や猪名川町などの救急患者を診察し、必要に応じて専門医やさらに高度な医療機関などにつないでいます。
昼間帯は常勤の救急医が、夜間帯は非常勤の救急医が常駐。互いに患者情報を申し送りで共有するなど、絶え間なく患者さんをサポートできる体制がつくられています。
「現在、日勤で働く医師は約3~4人。患者さん一人一人を丁寧に診ることができていると思います。対応が難しい症例の場合は、速やかに専門医療機関を勧めるなど、臨機応変な対応を心掛けています」

○いつでもどこでも迅速な対応が可能に
同科では、市と連携してドクターカーを運用。出動要請があった時に、医師や看護師、同センター内にいる院内救命士、市消防に所属する消防救命士を市北部や猪名川町へ派遣しています。
また、消防救命士が同センターに常駐。院内救命士とともに活動しています。
「救命士は、医師の許可があれば特定の医療行為ができます。医師とともにドクターカーで出動することで、現場で医療行為ができる人の数が増え、より多くの患者さんを診られるんです。また、院内救命士と消防救命士が互いに教えあうことで、専門性が高まり、より多くの患者さんの命を救うことにつながると思います」

○より良い医療サービスを提供するために
「全員が一丸となったチーム医療ができていると思います。市立川西病院と協立病院が統合してできた市立総合医療センターは、令和6年9月で開院から2年。医師や看護師、救命士の専門性などが分かり、かみ合ってきていると感じています。これからも、問題点が出てきたら修正するなど、迅速に対応し、患者さんにより良い医療サービスを提供していきます」

問合せ:市立総合医療センター
【電話】0570-01-8199

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