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[特集]共に歩んだ70年、未来につなぐ。(2) 市制70周年特別対談

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兵庫県川西市

■今もそしてこれからも 笑顔つづくミライへ。
〔川西市長 越田謙治郎×シンガーソングライター 植村花菜さん〕

市制70周年を記念して、市出身でシンガーソングライターの植村花菜さんと越田市長がアステ川西で対談。当時の思い出や、市制70周年を記念した歌への思いなどを語っていただきました。

◆川西能勢口駅周辺での思い出はありますか
植村さん
メジャーデビューする前に駅前のペデストリアンデッキ下の踊り場で歌っていました。駅前は私が歌手としてスタートした思い入れのある場所です。
越田市長
アステ川西や川西阪急がオープンしたことで、川西は発展していきました。駅周辺は、川西が成長した象徴的な場所だと思います。
私が市議会議員の時に出席した成人式で、植村さんに新成人に向けた音楽ライブをしていただいたことを覚えています。新成人にとっては貴重な一日になったと思います。
その後、レコード販売店やラジオなどで、植村さんの名前を聞くたびに、頑張ってるんだなと思い、私も刺激を受けました。

◆70周年を記念して植村さんに歌を作っていただきました
越田市長
歌って共通の記憶として残りやすいと思うんです。「あの時私たちこうだったよね」っていうことが思い出せる。そのきっかけになるのが歌だと思います。そして、川西のことを考えて、市民の思いを形にしてくれるのは植村さんしかいなかったですね。
植村さん
歌を作って記念コンサートをしてほしいと聞いたときはびっくりしました。大変光栄でしたし、私でいいのかなっていう思いもありました。それでも、私を選んでくださったことがうれしかったし、生まれ育った川西のために歌を作る機会を与えていただいたことに、断る理由なんてないですよね。
市民の皆さんに喜んでいただける歌を作りたいと思い、即答でOKしました。
越田市長
歌詞の最後にある「子供達もキラキラ光る」というフレーズを聞くと、公園で遊んでいる子どもたちの笑顔が、これからのまちを作っていく象徴なのかなと思います。植村さんが、歌詞を作成した時に、思い入れがあったところを教えてください。
植村さん
歌詞にアルバイトのことを書いていますが、自分で働いてお金をもらうって、少しおとなに近づいたというか。私にとって特別でした。
学生時代のアルバイト先の店長が接客を大切にする人で、お店のファンを作るにはまず自分のファンを作らないといけないと言われました。人見知りを克服するために、自宅で笑顔の練習をしたり、お客様に特別感を感じてもらえるよう、会話を大切に一生懸命に頑張ったりしたことを覚えています。この経験は、間違いなく今の仕事にも生きています。

◆8月に植村花菜さんをかわにしふるさと大使に任命します
越田市長
川西市出身で川西を離れて頑張っている人が多くいます。そのような人とつながってこれからも応援したいです。市としても活動の紹介や活躍の場を用意することで、ふるさととつながり続けてほしいです。
植村さんが、川西に帰ってきた時は、子どもたちと一緒に歌を歌ったり、ふれ合ってもらったりするなど、何かお手伝いしていただけるとうれしいです。
植村さん
もちろんです。私にできることがあれば言ってください。子どもの未来を守ることが本当に大事だなと思っています。音楽を通じて皆さんと一緒に歩んでいきたいです。

◆川西の未来を担う子どもたちへメッセージをお願いします
越田市長
単に70周年を祝うだけにはしたくないという思いをコンセプトにプロジェクトチームを作りました。
70周年を迎えておしまいではなく、ここから始まるんだと。今の子どもたちだけじゃなくて、30年後の子どもたちも幸せになることが、今も未来も幸せになるまちづくりだと考えています。市制100周年を見据えたまちづくりを行っていきます。
植村さん
おとなが子どもたちの未来を守る。子どもたちには夢を持って生きてほしい。子どもたちが見つけた好奇心をつぶす世界にはしたくないんです。私は誰に何と言われようと歌手になるんだという強い気持ちで頑張ってきました。
私が作った歌も、これからの市民の皆さんに共通のものとして歌ってもらえればうれしいです。

〔「この街は私の宝物」の歌詞は本紙をご覧ください〕

・8月1日から能勢電車の発車メロディーで流れるよ〜

◇特別企画
植村花菜さんのサイン色紙を5人にプレゼント!
詳しくは、32ページのCheck and Quizへ

◇Check! 8/1(木) 19:30から
「この街は私の宝物」ミュージックビデオを市公式YouTubeで公開!

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